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zoom RSS 【ネタバレ】映画「オリエント急行殺人事件」

<<   作成日時 : 2013/07/10 20:59   >>

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豪華な密室オリエント急行で、プチ上流気分

管理人はかつてロンドンのナントカって駅で、本物のオリエント急行を見たことありますわー。
本物つーてもワゴン・リー社が倒産した後の復刻版みたいなのですが。
たまたまホームに停車してたんだけど、すりよって細かく観察すると、食堂車みたいに対面式の座席で、テーブルの上に一輪の花が花瓶に差してあった。
驚いたのは、意外に座席が小さいことで、かなり狭そうだったよ。
固定式の座席なので、後ろ向きだと逆Gで気持ち悪そうだなー、あまり乗り心地良さそうではないなー、などと思った。
ま、半分やっかみだけどな。

で、アガサ・クリスチー原作「オリエント急行の殺人」を映画化した「急行殺人事件」ね。
豪華キャストでクリスチー作品を映画化するシリーズの最初でしょうか?
やっぱり名作ですね、会話が主体なのに最後まで飽きさせず、引きこまれます。
「007/ロシアより愛をこめて」に登場するオリエント急行より、内装が豪華な気がします・・・ こんな豪華列車で旅したいですなー。
でも他の乗客と交流するのがメンドイですなー。

イスタンブールを出発、ロンドンへと向かうオリエント急行、大雪で足止めされた車内で、1人の乗客が殺害された。
たまたま乗り合わせた名探偵ポアロ、閉ざされた車内で捜査に乗り出します。
殺されたロバーツというアメリカ人、実はマフィアのボスであり、大悪党。
演じるリチャード・ウィドマークアリステア・マクリーン原作の「最後の国境線」を映画化した「秘密諜報機関」(The Secret Ways,1961)で諜報員レイノルズを演じました。
007ジェームズ・ボンドを演じるショーン・コネリーの先輩といえる俳優ですな。
Wikiによると、手塚治虫のキャラ「スカンク草井」のモデルなんだって!
そのウィドマーク演じる悪党ロバーツ12箇所も刺されて死んでいる!

容疑者である一等寝台車の乗客たちは、イングリッド・バーグマンローレン・バコールといった往年の名女優、この頃が1番美しいジャクリーン・ビセット「サイコ」に続いてまたしてもマザコン犯罪者(笑)のアンソニー・パーキンス、そしてヒゲの立派なショーン・コネリーなどなど。
コネリーはかつて「007/ロシアより愛をこめて」で、オリエント急行内で悪党を刺し殺した前科があります。
今回も犯人はコネリーやろ?
スパイ・アクション映画の先輩であるウィドマークロバーツを殺したコネリー、それを推理する名探偵ポアロアルバート・フィニー)は、「007/スカイフォール」ボンドの育ての親キンケイドを演じた人・・・ 運命の皮肉です。
ところが!
12人の乗客全員が犯人だったという、とんでもないオチ。

殺された悪党ロバーツはかつて、ある富豪の子供を誘拐。
その子供を殺したばかりか、ショックで母親も死亡、犯人の一味と誤解されたメイドも自殺、ついには富豪本人も自殺するという、とんでもない悲劇を引き起こした。
一等寝台車の乗客12人+車掌1人は、まったく無関係を装いながらも、実は富豪の親友だったり、富豪に恩のある従者だったり、奥様にあこがれていたり、奥様の姉妹だったり、自殺したメイドに恋をしていたり、メイドの父だったり、それぞれが大切な人を失い、悪党ロバーツへの復讐を誓った人々だったのだ。
つまり全員がグルであり、ロバーツを睡眠薬で眠らせた後、1人ずつブスッブスッと刺していったんですねえ〜。
犯人は13人ですが、傷口が12箇所しかないのは、伯爵夫妻が2人でいっしょに刺したため・・・ウェディング・ケーキ入刀じゃないんだから!
そしてポアロが捜査を始めると、全員でそれぞれのアリバイを証言、乗客の中に犯人がいないかのように見せかけた・・・

だがポアロは、この復讐に正義を認め、もう1つの可能性・・・ 「敵対するマフィアの殺し屋が潜入、ロバーツを殺して逃走」という説を示唆、友人の列車会社重役に判断を委ねる。
乗客たちに深く同情する重役「マフィア殺し屋説」を警察に報告、乗客たちはワインで乾杯し、ジ・エンド。
この重役のオッサンも、笑える人です。
ポアロが乗客1人1人を尋問するごとに、それを横で見ていた重役「今の人が犯人にちがいない!」とささやくので、映画を見てる人は「それじゃ全員が犯人やないか(笑」とツッコンでしまうのですが、まさに、その通りだったという(笑
最後に見せる温情も、さわやかな後味を残します。

映画とは関係ないけど、アンソニー・パーキンス演じるサイコ殺人鬼と、コネリージェームズ・ボンドオリエント急行で戦うという、夢のようなシーンが見たかった・・・


アガサ・クリスティー原作の映画化作品
「ナイル殺人事件」のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201209/article_9.html
「クリスタル殺人事件」のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201305/article_4.html

アガサ・クリスティーの最高傑作「そして誰もいなくなった」のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201208/article_2.html
ポアロアルバート・フィニーが成長したボンドと再会する「007/スカイフォール」のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201305/article_10.html
アンソニー・パーキンスが本領を発揮する「サイコ」のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201306/article_6.html




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コメント(2件)

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こんにちはナッシュです。

映画は見てないのですが、小説は読みました。

こんなトリック、良いのか???とも思いましたが・・・最初にやったもん勝ち!かなと(笑)。

私でもあんなラストにしてあげたいですね。
ナッシュ
2017/01/24 08:31
これとアクロイド殺人がよく話題に上がるトリックですよね。
映画を先に見てしまったので原作を読む気が怒らない笑
コネリーがオリエント急行で刺し殺すというのがツボでしたね
あうち
2017/01/24 13:35

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