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zoom RSS 【ネタバレ】映画「トワイライト・ゾーン/超次元の体験」

<<   作成日時 : 2013/09/12 22:37   >>

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TWILIGHT ZONE:THE MOVIE (1983)



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あなたは今、ミステリー・ゾーンへ入ろうとしているのです

「ミステリ−・ゾーン(原題:トワイライト・ゾーン)」週間分冊百科発売記念!
今回は映画版「トワイライト・ゾーン」のネタバレビューです。
別に分冊百科のステマじゃないんだからね!
「ミステリー・ゾーン」といえば、円谷プロ「ウルトラQ」に多大なる影響(特に石坂浩二のナレーション!)を与えたアメリカのTVシリーズ、この作品がなければ「ウルトラマン」も生まれなかったにちがいない。
管理人はリアルタイムで見るほど年寄りではありませんが、深夜に再放送していたのを何話か見たことあります。(何話か見たら飽きちゃった。てへぺろ)
今回ご紹介の映画版は、有名監督4人が担当した30分X4本のオムニバス形式で、管理人も劇場で見ました。
結論から言うと面白かったんですが、スケール的にTV番組を劇場で見てる感じで、ちょっと損した気分。
後に、同じようなスタイルの映画「アメージング・ストーリーズ」も劇場で見ましたが、こちらは30分X3本で、さらに損した気分!(面白かったですけどね)

では、最後に見た時からずいぶん時間が経ってますが、劇場版「トワイライト・ゾーン」を1話ずつネタバレしていきましょう。


プロローグ

真夜中の寂しい道を走る、1台の車。
運転手ヒッチハイカーが乗っており、カセット・プレイヤーで「ミッドナイト・スペシャル」という曲を聴きながら、ノリノリだ。
が、プレイヤーが故障してテープがウニョウニョと飛び出し、音楽が聴けなくなってしまう。
運転手ヒッチハイカーは間をもたせるため、「名作TVドラマのテーマ曲あてクイズ」を始める。
パピパピパピパピパピパピパピパ チャリラーーーチャリラリラリラリラーン
というジェリー・ゴールドスミス作曲の「ミステリー・ゾーン」テーマ曲を口で演奏するヒッチハイカー運転手も思わず懐かしい思い出が甦って、しばしミステリー・ゾーンで、どのエピソードが好きか」という話題で盛り上がる。
運転手「本当に、あの番組は怖かったよなあ」
ヒッチハイカー「なあ・・・ 本当に怖いものを見せてやろうか?
運転手「あ? ああ・・・」
ヒッチハイカー「ちょっと待ってて」
しばしうつむいて、顔をゴニョゴニョしてるヒッチハイカー
顔を上げると、そこには恐ろしい牙の生えたヒッチハイカーの真の顔が!
悲鳴を上げる運転手、バリバリと食い殺される音が夜空に響く・・・

ここで有名なナレーション


第1話 「偏見の恐怖」
監督:ジョン・ランディス

人種差別主義者の白人が突然タイムスリップして、ナチスからユダヤ人として追われたり、KKKから黒人として追われたり、まあ天罰が下りましたね、という話。
最後はユダヤ人として捕まり、収容所へ送られてしまう。
実はまだ続きがあったのだが、撮影中の事故で主演男優が死亡したため、中途半端なところで幕切れとなった。
その主演男優とは、「コンバット!」サンダース軍曹ヴィック・モロー)である。
こういう悲しい事故のせいなどもあって、アメリカの監督たちは後年CGの技術が発達してくると、危険なシーンはもっぱらCGに頼るようになってしまうんだなあ。


第2話 「真夜中の遊戯」
監督:スティーブン・スピルバーグ

とある老人ホーム不思議な黒人が現れ、「子供の頃みたいに缶蹴りをして遊びましょう」と誘う。
アメリカにも缶蹴りがあったのか!
ところが、不思議なことに遊んでるうち、老人たちは若返って、子供に戻ってしまった!
翌朝、老人たちはベッドの中で目を覚ます。
「ああ、やっぱり一夜の夢だったか・・・」
だがしかし! 老人の1人が子供のままベッドから出てきた!
スピルバーグらしい、いい年した子供の話。


第3話 「こどもの世界」
監督:ジョー・ダンテ

望んだことは何でも現実化させる、恐るべき超能力をもった少年の話。
家族は完全に少年の奴隷と化し、警察に通報しようとした姉は口を消滅させられ、「口無し女」になってしまう。
家の外に出ようとして、なぜか家に中に入ってしまったり、ドアを開けたら巨大な眼がこちらを見ていたり(本作のキー・ビジュアル)、ショッキングな場面が多いが、どんなオチだったか、どうしても思い出せない・・・
これも少年の超能力で記憶を消されたせい?
これといってドラマチックなオチではなかったよ。


第4話 「2万フィートの戦慄」
監督:ジョージ・ミラー

リチャード・マシスンの短編「高度2万フィートの悪夢」を原作に「マッド・マックス」ジョージ・ミラーが監督したド迫力の第4話こそ本作の白眉であり、ホラー映画の中でも傑作の1本といえるでしょう。

飛行機の嫌いなセールスマンジョン・リスゴー)は、仕事でやむなく機上の人となり、荒れた天候のせいもあってガクガクプルプル、スチュワーデスに心配かけまくり。
ふと、窓の外を見ると・・・ 翼の上に人影が!
「大変だ! 整備士を翼に乗せたまま飛行してるぞ!」
たちまち機内は大騒ぎ、しかし、よく見ると当然ながら翼には誰もいない。
「神経過敏で幻影を見たのでしょう」と言われても納得いかないジョン・リスゴー、しばらくして再び窓に目をやると・・・ やっぱり人間がいる!
しかも、よく見るとエンジン・パネルを開けて配線をいじってるように見える・・・
「あれは人間じゃない! 怪物だ! 怪物がエンジンを破壊しようとしている!」
機内は騒然となるが、やはりスチュワーデスが外を見ても、何もいない。
だが、片方のエンジンの調子が悪くなってるのは事実なのだ・・・
「もう外を見てはいけません!」と、スチュワーデスは窓のブラインドを閉めてしまう。
さすがにジョン・リスゴーも「そんなことが現実にあるはずがない」と思い、眠ろうとするが・・・
ついに、たまらずブラインドを上げると、すさまじい怪物の顔が窓に張りついている!
「ギャアアアーーー!!」
大パニックとなるリスゴー、子供が持っていたポラロイド・カメラを奪い取り、怪物の写真を撮ろうとするが、落雷のせいで真っ白な写真になってしまう。
悪天候の中、エンジン不調のジャンボ機は大きく揺れ、泣き叫ぶ乗客たち。
「このままでは怪物が完全にエンジンを破壊して、機は墜落する!」
思い余ったリスゴー、ハイジャック防止のため乗りこんでいた刑事から拳銃を奪い、窓をブチ割り、怪物めがけて発砲!
だが怪物はヒョイヒョイと銃弾をかわし、リスゴーの顎をつかみ、指でチッチッチッの仕草をした後、笑いながら空中に消えるのであった。

第2次大戦中、パイロットの間で囁かれた伝説の怪物グレムリン
原因不明のエンジン・トラブルがあると、「翼の上のグレムリンが悪さしている」なんて言い方をしたらしい。
そんなイタズラ好きの怪物グレムリンを題材にしたこのエピソード、結局は乗客を怖がらせて遊んでただけのようで、機は無事に着陸。
正気を失ったリスゴー救急車で運ばれるが・・・
しばらくして救急車の運転手はサイレンを止め、カセット・プレーヤーで「ミッドナイト・スペシャル」の曲を流す。
リスゴーに振り向いてニンマリ、
「本当に怖いものを見せてやるよ」
きゃああああーーー!!

パピパピパピパピパピパピパピパ チャリラーーーチャリラリラリラリラーン

「トワイライト・ゾーン」というと怪奇作家リチャード・マシスンが脚本を書いてるイメージが強いですが、どういうわけか本作のノベライズ版を手がけた作家は、ラヴクラフトの弟子ロバート・ブロック
ブロック「サイコ」の原作者であり、それが縁で「ヒッチコック劇場」の脚本を担当していたので、TV「ミステリー・ゾーン」にはまったく参加してなかったというのに、なぜでしょう?

リチャード・マシスンが関係した映画・小説のエントリー
「アイ・アム・レジェンド」
http://puripuriouch.at.webry.info/201509/article_5.html
「ヘルハウス」
http://puripuriouch.at.webry.info/201310/article_5.html
「激突!」
http://puripuriouch.at.webry.info/201409/article_10.html
「トワイライト・ゾーン/超次元の体験」
http://puripuriouch.at.webry.info/201309/article_10.html



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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
>「トワイライトゾーン」もレビューしてますので、よかったらどうぞ。

こちらにお邪魔します。本当に中途半端な話で終わりました。

>最後はユダヤ人として捕まり、収容所へ送られてしまう。

えっ?これで終わりでも仕方ないですよね・・・。

>こういう悲しい事故のせいなどもあって

CGが・・・皮肉な話です。
この事故に関しては映画宝島「地獄のハリウッド」で江戸木純氏がいろいろ書いています
蟷螂の斧
2016/12/15 20:24
コメントありがとうございます!
そういえば映画宝島も長らく読んでないなあ。
江戸木さんてエドウッドからとったペンネームですよね。
ビックモローのエピソードはボツにならずに、途中まででも公開されたのは幸いです。
あうち
2016/12/15 20:56
>ビックモローのエピソード

テレビでこのエピソードだけ見ました日本語版です。
田中信夫さんの声が合ってますね
威嚇射撃を受けたモローが慌てて足を上げる場面を覚えています。

>最後はユダヤ人として捕まり、収容所へ送られてしまう。

「主演のモロー、サーリング、スピルバーグ、ランディス、ゴールドスミス、さらにワーナー・ブラザースも、出自はユダヤ系である。」ウィキペディアに書いてあります。

>映画宝島

「異人たちのハリウッド」は良い勉強になりました。WASPと言う言葉もその時初めて知りました
蟷螂の斧
2016/12/17 14:28
あら。スピルバーグとゴールドスミスがユダヤというのは知ってましたが。モローとランディスもそうでしたか。
ま、ハリウッドはユダヤ多いらしいですからねえ・・・ポール・ニューマンとかもそうだし、ドクターノオのジョセフ・ワイズマンも
WASPってホワイト・アングロサクソン・プロテスタントでしたっけ
必殺技の名前みたい・・・

「トワイライトゾーン」の最初のエピソードしかごらんになってないということでしょうか?
もたいないですー
第1話が1番つまらないというか(未完で終わってるせいでしょうけど)
でもなかなかTV放送しないんですよねー「トワイライトゾーン」
私も最後に見てから20年以上たってるかも
あうち
2016/12/17 22:32
>最初のエピソードしかごらんになってない

そうなんです勿体無い事をしました。

>WASPってホワイト・アングロサクソン・プロテスタントでしたっけ

そうです。
ちなみにアイルランド人もWASPには含まれません。
ビートルズのジョン、ポール、ジョージ。
そしてJFK
蟷螂の斧
2016/12/18 15:32
むむむジョンレノンにマッカトニーもあいりっしゅでしたか。
マッカトニーは名前にMcがつくのでスコッツかあいりっしゅと思ってましたが
そうするとビートルズって実際にはアイルランドのバンドのような感じですねー。
そんなことをイギリス人に言うと怒りそうですが・・・

そういえばブロスナンもあいりっしゅでしたっけ。
私はウイスキーはスコッチよりあいりっしゅが好き。
あうち
2016/12/18 22:24
>マッカトニーは名前にMcがつくので

スティーブ・マックイーンも同じ

>アイルランドのバンドのような感じですねー。

映画秘宝に書いてあった事を思い出します。
日本の演歌歌手
生まれながらの才能でしょう。素晴らしいです

>そういえばブロスナンもあいりっしゅでしたっけ。

そうです。
西部劇の大スター、ジョン・ウェインも。
「グリーン・ベレー」は勘弁して欲しかったですが・・・
蟷螂の斧
2016/12/19 20:05
そうですね、作品が素晴らしければイギリス人かアイルランド人かはささいなちがいですね、日本人から見れば・・・
でもネット上で(翻訳サイトなど見ると)よく言い争ってるのを見ます。
ウオッカはポーランドの酒だーロシアの酒だーとか

ジョンウエインといえば「アラモ」が急に見たくなりました。
ユーチューブでクライマックスだけ見ましたが、かなりおもしろそうです。
とうろうさんはご覧になったことありますか?
あうち
2016/12/19 22:12
>「アラモ」

未見です。
軍隊に入りたかったけど、入れてもらえなかったジョン・ウェインが大佐(歴戦の勇士)を演じた「グリーン・ベレー」ならば見ました。これもまた、映画秘宝の格好のネタです
蟷螂の斧
2016/12/20 21:33
あらジョンウエインは軍隊経験なしですか。
グリーンベレーは太陽が東に沈むやつですよね・・・
まさに天才バカボン!
マックQなら録画してあるのでいつかレビューしたいと思いますが、DVDレコーダーの調子が悪くなってきて初期化しないといけないかも・・・
あうち
2016/12/20 22:08
>ジョンウエインは軍隊経験なしですか。

「高校卒業後海軍兵学校へ出願するが入校できず」
そのコンプレックスでタカ派になり、「グリーン・ベレー」のような映画を作り、自分自身がああ言う役を演じたそうです。猪俣勝人先生が「人道的に許せない」と批判していました

>太陽が東に沈む

若い兵士達があのラストを見て爆笑したそうです
某サイトには「あんな東と西の区別がつかない人が戦場に行っても役に立たないだろう」と皮肉が書かれていました
まあ、ジョン・ウェインはジョン・フォード監督作品でガンマンを演じる方が似合うでしょう。

>マックQ

未見です。すみません・・・
蟷螂の斧
2016/12/21 18:30
自分はマカロニ好きなのでアメリカ西部劇が好きでなく、したがってジョンウェインもあまり好きではないのですが、グリーンベレーを理由に批判してる人たちがどういう種類の人らか、だいたい見当が付きます。
そういう左巻きな人たちもこれからは、どんどん過去の存在になっていくと思うし、もしかしたらグリーンベレーの再評価もあるかも。
自分としては政治思想に関係なく戦闘シーンに迫力があるかどうかで判断しますが笑
グリーンベレーはチラッとだけ見たような気がしますが、イマイチだったかなー

あうち
2016/12/21 21:31
>グリーンベレーを理由に批判してる人たちがどういう種類の人らか

まあ、猪俣勝人先生は1910年生まれで典型的な戦前生まれ・戦前育ち。
アメリカに嫌な思いをさせられた人ですから「タワーリング・インフェルノ」も批判しています。

>戦闘シーンに迫力がある

グリーン・ベレーは金を随分使っているけど、戦闘場面もイマイチ。そして戦術的にもおかしいと言われています

>自分はマカロニ好きなのでアメリカ西部劇が好きでなく

そこがまた、あうちさんらしくていいですね
フレンチ・ウェスタンの「レッド・サン」は如何でしょうか?
蟷螂の斧
2016/12/23 00:29
まあ戦後は左翼で当り前な時代もありましたからねえ。
「タワーリング」の何が気に入らなかったのか、気になります!

「グリーンベレー」は確かウエインの部下がトラップにかかって死亡してENDだったような記憶が。
以前ベトナムに行った時、今は観光名所となってるベトコン・トンネルを見学しました。
博物館には実際に使われた恐ろしい串刺しトラップの数々が・・・

「レッドサン」は取り上げ済なので、よかったらご覧ください。
http://puripuriouch.at.webry.info/201304/article_2.html

あうち
2016/12/23 21:28

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