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zoom RSS 【ネタバレ】「モルグ街の殺人」エドガー・アラン・ポオ

<<   作成日時 : 2013/12/30 21:31   >>

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THE MURDERS IN THE RUE MORGUE (1841)
Edgar Allan Poe



ポオ小説全集 3 (創元推理文庫 522-3)
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エドガー・アラン・ポオ

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★登場する怪奇現象★ オランウータンによる殺人

小説史上最初の名探偵C・オーギュスト・デュパンが、小説史上最初の密室殺人を解決する、「推理小説」というジャンルを誕生させたことで知られる名作。
「ぼく」がパリで知り会ったデュパンという人物、没落した名家の血を引く貧乏青年であって、決してプロの探偵ではないのだが、観察力・分析力に優れ、「ぼく」の考えていることを超能力のようにスパスパと言い当ててしまう、まさに名探偵
天才的なデュパンのキャラ、「ぼく」との関係など、後のシャーロック・ホームズのキャラ、ワトスン君との関係そのまんまであり、パクッたな、コナン・ドイル
「古びたグロテスクな邸」を「ぼく」デュパンで借り切って、夜まで2人で引きこもり、夜になると「腕を組んで」散歩するという生活・・・
匂う・・・ ホモォ・・・の匂いがプンプンするぜ!

そんな2人が興味を持った、モルグ街の殺人事件
真夜中、4階が2人で住んでいるモルグ街のとある家から、悲鳴が響き渡った。
近所の住人が警察とともに突入すると、叫び声と争うような音が聞こえてくる。
叫び声は、誰も聞いたことがないような外国語だった)
4階の鍵のかかっていたドアをぶち破ると、中は破壊の限りを尽くされ、荒らされているが、母娘の姿はどこにもない・・・
捜査の結果、娘の遺体は暖炉の煙突の中に強引に押しこまれており、中庭には切り刻まれ首の取れかかった母親の遺体が転がっていた・・・
そして母娘が就寝していたはずの4階の部屋は、ドアも窓も内側から閉まった完全な密室だったのだ!
かなり異常な殺人現場です。
密室といいながら、実は高い位置にある窓が1枚、開けられるようになってたことが判明・・・ なので厳密な意味で密室殺人ではないのですが、人間が出入りできるとは思えない位置に、その窓はあります。


★衝撃の結末★

1行目でネタバレしちゃってますが、ボルネオから帰国した船乗りが売り飛ばそうと連れ帰ったオランウータンが逃げ出し、モルグ街の家に乱入しちゃったというのが真相。
母親の悲鳴によって凶暴化したオランウータンは、母娘を襲った後、飼い主の船乗りに折檻されると思って、遺体を煙突に隠したり、窓から投げ捨てたりしたのであった。
デュパンは飼い主の船乗りを突きとめ、殺人に関して船乗りは無罪なのだから、警察に事情を話すよう説得、事件は解決へ向かう。
オランウータンは捕まり、植物園に売られた)

事件というより事故というべき真相、読者が真犯人を推理するのが不可能な点など、まだ完全には推理小説になりきってないですね。
それにしても、推理小説というのは怪奇小説のバリエーションとして誕生したんだなーというのが、よくわかる一編。
道理で昔の推理小説江戸川乱歩とか横溝正史とか)は、怪奇物語のようにオドロオドロしいわけだ。












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