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zoom RSS 【ネタバレ】「地球最後の男(アイ・アム・レジェンド)」リチャード・マシスン

<<   作成日時 : 2015/09/18 22:45   >>

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I AM LEGEND (1954)
Rechard Matheson


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人類はすべて吸血ゾンビと化した!サバイバル1人生活部

暑い暑いと言ってたら本当に暑くなってきました!
真夏のホラー祭り第2弾、吸血バクテリアの蔓延で人類がすべて吸血鬼となってしまった世界、ただ1人生き残った男の殺伐としたサバイバル・ライフを描く名作「アイ・アム・レジェンド」をご紹介!
本作はこれまで3度映画化されており、そのたびに原作小説の邦題も「吸血鬼」「地球最後の男」「アイ・アム・レジェンド」と移り変わってきました。
管理人は子供のころ2度目の映画「地球最後の男オメガマン」チャールトン・ヘストン主演)を見て、あまりに殺伐とした内容に途中で見るのをやめ(笑)、大人になってからウィル・スミス版の3度目を終りの方だけ見たら、ラストが思いっきり改変されてて「なんじゃこりゃー!」となりました。
原作の価値はほとんどあのラストにあると思うのですが・・・
ウィル・スミスが自らの命を犠牲にして仲間を助け「伝説の男」となった・・・ って原作と真逆、単なるヒーロー礼賛やないですか!
ちなみにDVDを買うと原作準拠のラストも収録されてるらしい
(あ、最後まで見なかった「オメガマン」もやはり最後は英雄的に死ぬって)

原作の執筆当時は「ゾンビ」というハイチ産モンスターの知名度が低かったため、作中のモンスター化した人間たちは吸血鬼と呼ばれるのですが、読んでみるとドラキュラのような吸血鬼とはほど遠いイメージで、これはもうゾンビにほかなりません。
Wikiで調べてみるとやはり、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画に影響を与えたそうです。
今話題のアニメ「がっこうぐらし!」などゾンビものの原点といえるでしょう。


***** ネタバレあらすじ *****

謎の病原菌によって、人類がすべて吸血鬼と化した恐怖の世界。
ただ1人生き残った主人公ロバートは自宅を要塞のように強化、自家発電機を設置、食料を貯めこみ、毎日を必死に生き抜いていく。
なぜ主人公だけ感染しなかったかというと、戦争中に注射された薬がどうたらこうたら
吸血鬼どもは夜になるとロバートの家を襲ってくるが、昼間は日光を避け、どこかに潜りこんで眠っている。
昼間のロバートは家の補修や食料集めの他、眠ってる吸血鬼を見つけ出しては、杭を心臓に突き立て次々と殺していく血生臭い作業に従事する。
かわいそうだが、こうしないと自分がやられてしまうのだ・・・

吸血鬼には、1)病原菌で死亡してから蘇ったもの(これは完全にゾンビ)と、2)生きたまま吸血鬼化したもの(いくらか知性と記憶が残るが凶暴化している)の2種類のパターンがあり、ロバートはどちらも区別せずに見つけしだいに殺してしまう・・・ ここが重要な伏線。
孤独なロバートは犬を飼おうとしたり、愛する人がゾンビ化して自ら始末しなければならなくなったり、「がっこうぐらし!」に出てくるようなエピソードがすでにこの原点から見られて興味深い。

ある日の昼間、ロバートルースという女を見つける。
自分以外に、もう1人生き延びた人間がいたのだ・・・
だがルースは太陽の下を歩けるものの、ニンニクの匂いを嫌ったり、どこか吸血鬼くさいところがある・・・
案の定、彼女は吸血鬼のスパイだった。(突然変異により、少しの時間なら日中でも活動できる)
だがロバートを愛するようになったルースは、彼に逃げるよう警告、姿を消す。
もはや逃げ隠れするのにも疲れたロバートは、あえて運命に身をまかせ、新しい吸血鬼種族に捕獲されるのだった。
彼らは2)のパターンが突然変異を起こしたもので、人間としての知性をかなりとどめており、崩壊した地上に新しい秩序を築こうとしていた。
そのためには吸血鬼たちの憎き仇敵ロバートを処刑しなければならない・・・

死刑直前、牢獄の窓から外を見るロバート
周囲に集まった吸血鬼たちは、その姿を見て恐れおののく。
あれがロバート・・・ 伝説の怪物・・・
その時、ロバートは悟るのだった。
吸血鬼が動けない日中に自由に動き回り、吸血鬼を見つけしだいに殺していく自分は、彼らから見たら恐るべき怪物以外の何者でもない。
今や多数派の吸血鬼こそ「ふつうの人間」であり、自分は吸血鬼のごとく「伝説の怪物」だったのだ・・・
これが「アイ・アム・レジェンド」の真の意味であり、非常にヒネリのきいた名ラストであります。
死刑を前にロバートルースから渡された毒薬を飲んで自害する。

自分は正当な戦いをしてるつもりだったのに、いつのまにか周囲から見ればモンスターとなっていた・・・ なんて状況は、周りを見渡せばいろいろありそうです。
国会前でデモしてる人たちも、自分らが少数派のモンスターだと気づいた方がいいよ。


リチャード・マシスンが関係した映画・小説のエントリー
「アイ・アム・レジェンド」
http://puripuriouch.at.webry.info/201509/article_5.html
「ヘルハウス」
http://puripuriouch.at.webry.info/201310/article_5.html
「激突!」
http://puripuriouch.at.webry.info/201409/article_10.html
「トワイライト・ゾーン/超次元の体験」
http://puripuriouch.at.webry.info/201309/article_10.html



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