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zoom RSS 【ネタバレ】映画「第三の男」

<<   作成日時 : 2017/05/05 22:37   >>

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THE THIRD MAN (1949)



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誰が殺したハリー・ライム? ハイ、自分でした

ミステリー映画祭り第3弾!
グレアム・グリーン原作、キャロル・リード監督の映画史上に輝くシブい傑作「第三の男」でーす。
学生時代に見た時は、モノクロだし、アクションもないのでちょっと寂しかったですが、最近グリーン「ヒューマン・ファクター」を読んでおもしろかったので、「第三の男」も急に見たくなったのです。
大人になって見直すと、映像・音楽・脚本とすべて完璧な忘れがたい作品でしたね!
アクションも一応あったし。(最後の追跡)

まずはなんといってもツィターで演奏される、超有名なテーマ曲。
なぜかビールが飲みたくなる笑
https://www.youtube.com/watch?v=2oEsWi88Qv0
やはり最終的に映画に永遠の命を吹きこむのは音楽ですね。
でもサントラは欲しくないなあ。

主人公マーチンスジョゼフ・コットン)は売れない西部小説を書く三文文士。
お、ジョゼフ・コットン「緯度0大作戦」「トラ・トラ・トラ!」「ソイレント・グリーン」「エアポート'77/バミューダからの脱出」にも出てたのか。
まったく印象に残っていません笑
少年時代からの友人ハリー・ライムが仕事を世話してくれるというので、招きに応じて戦後間もないウィーンへと飛ぶ。
この頃のウィーンはベルリンのように、4ヶ国が分割して統治していたそうな。
「音楽の都」のイメージからほど遠い、スパイと闇屋がうごめく魔都。
モノクロ映像が、時にホラー映画のような不気味さを漂わせます。

ところがハリーのアパートを訪ねてみると、なんという運の悪さ、直前にハリーは交通事故でお亡くなりになってた!
宿も仕事もフイになって、困り果てるマーチンス
事故の調査をするイギリス軍の少佐は、「ハリーは闇屋だし、クズみたいな人間だし、死んでよかったでー」などと、ひどいことを言う。
少佐の親切な副官が、007の上司バーナード・リー)だったとは、ウイキを見るまで気づかなかった!
少佐の話では、ハリーは車にひかれた後、2人の友人によって道端に運ばれて救急車の到着を待ったということだが、目撃者の証言によるとハリーを運んだ3人目の人物がいたらしい。
「第三の男」は一体何者で、なぜ出てこないのか?
これは本当に事故なのか、ハリーは殺されたのではないか?
不信を抱くマーチンスは、ハリーの恋人だったアンナに協力を求め、イギリス軍から圧力を受けながらも、独自に調査を始めるが・・・

迷宮のようなウィーンをさまよい、次々と怪しい人物に出会うマーチンス
だが少佐から、ハリーの悪事の動かぬ証拠を見せつけられ、ショックを受ける。
ハリーは闇でペニシリンを水増しして売り飛ばし、そのために多くの犠牲者が出ていたのだ。
やはりハリーが死んだのは天罰なのか・・・
調査を中断、アメリカに帰る決意をしたマーチンス、彼を尾行する黒い影。
窓から漏れる照明に浮かび上がる、その人物の顔・・・ それはハリー・ライムオーソン・ウェルズ)その人だった!(ここは名場面ですな)
ハリーは生きていた。
マーチンス少佐とともにハリーの墓を暴いてみると、中にあった死体はハリーの手下で行方不明だった病院勤務の男。(ペニシリンを横流しした人物)
ハリーは巧妙に自らの死を偽装して、ソ連側へトンズラする計画だったのだ。

ついに観覧車ハリーと再会、話合うマーチンス
街を見下し、「見ろ、まるで人がゴミのようだ」みたいな悪の論理を語るハリー、ここも名場面です。
ほんとに「ラピュタ」のあのセリフに影響を与えたかもしれんね。
この観覧車は後に「007/リビング・デイライツ」に登場するし、オーソン・ウェルズ「カジノ・ロワイヤル(旧)」ル・シッフルを演じます。
オーソン・ウェルズの怪しさ、胡散臭さがハンパない。
俳優というより詐欺師に近い雰囲気です。(誉め言葉)

少佐からハリー逮捕の協力を要請されるマーチンス、だがいくら悪人とはいえ、かつては親友だった男・・・
しかし彼が恋心をいだくようになったアンナは実はチェコ人で偽造パスポートを所持しており、少佐に逮捕されていた。
協力するなら彼女を釈放してやるし、パスポートも返してやると迫られ、承諾するしかないマーチンス
が、いまだハリーへの愛がくすぶるアンナは、ハリーが生きてることを知り、マーチンスハリーを売って自分を助けたのだと気づくと、せっかくのパリ行きの汽車から飛び降りてしまう。
ウィーンに残っていれば、いつまた逮捕されるかわからないのに・・・

少佐マーチンスを囮にハリーを捕まえようと画策。
アンナには振られるし、もうアメリカに帰りたいマーチンスだが、ハリーが売りさばいたペニシリンによって苦しむ子供たちを病院で見てしまい、最後の対決の意志を固める。
カフェでハリーを待つマーチンス、しかしアンナが現れてハリーに「逃げて!罠よ!」
下水道に逃げこむハリーを追うイギリス軍、ここでバーナード・リーが撃たれて死亡。
マーチンスは遺体から銃を取り上げ、ハリーを追いつめる。
地上に出ようとして金網に阻まれるハリー、背後で銃を構えるマーチンスに、かすかにうなずく・・・ そして銃声。
ハリーを殺した犯人を追っていたマーチンス、結局は自らの手でハリーに引導を渡したのでした。

ハリーの2度目の葬儀。
空港へと向かうマーチンスは、葬儀に参加していたアンナに気づいて車を降りるが、恋人を殺した男を無視してアンナはスタスタと歩き去る。
一度も振り返ることなく・・・
切ないラストです。
しかもマーチンス、飛行機に乗れなかったでしょう。
これ
https://www.youtube.com/watch?v=X7bInqjmEN4
「長回し」の代表的名場面。
このままだとカメラにぶつかる笑



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