【ネタバレ】映画「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(1)

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傑作と思いきや、クライマックスで失速の残念作

「サンダーボール作戦」のリメークであるシリーズ番外編、ショーン・コネリーボンド役に復帰したこの超大作も、残念ながらイマイチな出来といわざるをえません。
コネリー自身、「60点の出来」と言ってるそうです。
いつものイオン・プロ製作ではなく、アメリカで作った映画です。
やはりイオン・プロでないと007は作れないんだよ、ってことでしょうか。
「必殺シリーズ」の真似して東映が作った「影同心」みたいなもんかもしれません。

製作者のケヴィン・マクローリーは、「サンダーボールはオレとフレミングが映画用に共同でアイデア出し合ったのに、フレミングが裏切って1人で小説化した」と主張してるそうで、「スペクター」「ブロフェルド」の著作権は、このマクローリーにあるそうです。
そういう次第で本家シリーズは、ブロフェルドを再登場させられない。
「ブロフェルドっぽい人」なら「ユア・アイズ・オンリー」に出てましたが(笑
逆に本作「ネバネバ」では、久しぶりに懐かしいスペクターと対面できるわけです。
「悪の秘密結社」の代表格スペクター「悪の首領」イメージの原点ブロフェルド、ともに日本や世界のコンテンツに与えた影響は大きいです。
本作では名優マックス・フォン・シドーブロフェルド役に挑んでますが、どうでしょうか。

さて、リメークとは大抵、オリジナルを越えられないものですが・・・
この「ネバネバ」、スタートから2/3くらいまでは快調で、「おおっ これはサンダーボールを超えたぞ! かなりの傑作だ!」と思わせといて、クライマックス前あたりから急に失速、ショボ~ンと終わってしまいました。
監督はアーヴィン・カーシュナー、彼の「スターウォーズ/帝国の逆襲」も、舞台が「雲の惑星」に移ったあたりから、急に盛り下がっていきましたな。
体力が続かないのか、情熱が冷めてしまうのか・・・
カーシュナー監督、尻すぼみ作品が得意です。

この映画の最大の魅力はB級映画クイーン、バーバラ・カレラ演じる女殺し屋ファティマ
歴代の悪女キャラ中で最高、コネリーキム・ベイシンガーも食われまくってます。
ファティマ姉さんが死ぬと、そこから先が急につまらなくなるんだよなあ。
監督もきっと、「(´・ω・`)姉さんがいないと製作意欲がわかない・・・」と思っていたのでしょう。
ともかく「女殺し屋」という一点においては、「サンダーボール作戦」フィオナを超えたことは間違いなし。
これだけでも製作した意義はあったといえますな。


#92 ネバーセイ・ネバーアゲイン

1 傑作と思いきや、クライマックスで失速の残念作
http://puripuriouch.at.webry.info/201208/article_16.html
6 ついに帰ってきたコネリー、微妙なところもあるが、グイグイ引きこむ
http://puripuriouch.at.webry.info/201209/article_3.html
5 本家と同じキャラが出ても、見劣りしてしまう偽物の悲しさ
http://puripuriouch.at.webry.info/201209/article_2.html
4 タンゴは若造に似合わない! 脂ぎった初老のコネリーだからこそ
http://puripuriouch.at.webry.info/201209/article_1.html
3 本シリーズに先行するバイク・アクション、カッコイイ!
http://puripuriouch.at.webry.info/201208/article_18.html
2 今まで面白かったのに、クライマックスでオジャンでござる
http://puripuriouch.at.webry.info/201208/article_17.html
7 *** シリーズ番外編「ネバネバ」あれこれ ***
http://puripuriouch.at.webry.info/201209/article_4.html












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