【ネタバレ】映画「殺しが静かにやって来る」

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あまりにも悲惨、映画史上最悪のバッド・エンドはこれでしょ

マカロニ・ウエスタン隠れた最高傑作の1つ、「もう1人のセルジオ」ことセルジオ・コルブッチ監督の超トンデモネー映画
2ちゃんねるで「悲惨なラストの映画」スレが時々立ちますが、本作はなかなか名が上がらないようです。
ヒーローと悪人が戦う映画としては、最大級に悲惨なラストなのですが・・・

ヒーローの名はサイレンス(沈黙)、演じるはジャン・ルイ・トランティニャン、幼いころ悪人に喉を切り裂かれ、以来、唖(おし)となってしまった、静かなる孤独のヒーローなのだ。
くううう、かっちょえええ!
若山富三郎「唖侍・鬼一法眼」は、これをパクったんじゃないかな。
しかも、愛用の銃はモーゼル・ミリタリー
うひょー、撃ちにくそう!
職業、金をもらって弱き者の恨みを晴らす復讐者。
それってつまり・・・ 必殺仕置人ってことですか。

吹雪の雪山に、モリコーネの悲しいテーマ曲に乗って、サイレンスはやってくる。
夫を殺された人妻は金が払えないので、体で報酬を払い、復讐を依頼する。
標的は邪悪な賞金稼ぎ(クラウス・キンスキー)。
キンスキーの数多い悪役の中でも、最高に悪党な演技を見せてくれる。
娘は美女なのに、邪悪すぎるぞキンスキー

クライマックス。
キンスキーは人妻、そして罪のない村人たちを人質にとる。
そこへ、サイレンスがやって来る。
さあ、キンスキーVSサイレンスの決闘だ!
だが、隠れていた敵にサイレンスは利き腕の親指を吹き飛ばされ、撃鉄を起こせなくなったところを蜂の巣にされ死亡
泣きながら飛び出す人妻、蜂の巣にされ死亡
縛り上げられた村人たち、蜂の巣にされ死亡
キンスキーは馬にまたがり、ヒーローのように去っていく
まさに悪人大勝利

よくこんな映画、作ったもんだ。
浅草の映画館で初めて見た時、あまりに寒そうな風景と、凍りつくようなラストに、風邪を引いて熱を出してしまったのだ。
以来、このテーマ曲を聞くと、なんか体調が悪くなる。


モーゼル・ミリタリーを使う主人公といえば、これ! 「深夜プラス1」のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201210/article_8.html
キンスキーの美しき娘ナスターシャが活躍するスカイ・アクション映画「ターミナル・ベロシティ」のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201211/article_9.html










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この記事へのコメント

綾小路清隆(仮名)
2019年05月13日 11:05
勧善懲悪ならぬ完全超悪なラストですなあ…
アメリカンニューシネマも半分はこの映画の影響ありそうですなあ(正義は報われないラストの映画、今なら絶対大コケですぞ…)
韓国ドラマだと相打ちラストは結構観たけどなあ…
あうち
2019年05月13日 18:16
おお、この映画にコメントいただけるとは!
今ならというか、今も昔も大コケでしょう笑
この映画もヒットせず長いこと忘れられていたのですが、今から20年以上前になぜか突然マカロニのリバイバル・ブーム(というほどブームでもないけど)があって、たまたまビデオ化されたことから多くの人に知られるようになりました。
でも2ちゃんねるでも名前が挙がることはまれですね・・・
2019年07月07日 17:23
最近見ました。
後味悪いの大好き。勧善懲悪の物語に飽き飽きしていた自分にとっては
物凄い愉悦に入れる作品でした。

終盤の決闘シーンなんて完全に正義側が勝つと思ったらフラグを見事にへし折る。その後の大虐殺でげらげら笑ってしまいましたね。

やっぱり復讐なんていけないですね。
あうち
2019年07月07日 20:33
コメントありがとうございます!
たしかに、ありきたりなラストにしなかったのは称賛したいですが、よくこんな企画が通ったなあ笑
狂った時代だったとしか言いようがありません。
綾小路清隆(仮名)
2019年07月07日 21:12
勧善懲悪に対するアンチテーゼ感は韓国ドラマによくありますね(冬ソナがウケたのは多分、大映ドラマのパクリだから?って親が言ってたよ…)検察官が主役のドラマでも主人公達の正義が勝ったと思ったら…主人公唐突に事故死とかあったの覚えてます(タイトル忘れた!)
韓流ブーム前の韓国ドラマではわりと多かったようです。韓流ドラマでは主人公が最後に死ぬドラマも結構あるが、主人公よりも人気が高いと死ぬドラマが最近多いとか…
(イ、ビョンホンのドラマ「オールイン」では主人公よりも人気があったテスというキャラが婚約者の前で暗殺される回は衝撃だったなあ…)
あうち
2019年07月07日 21:56
かん流ドラマはまったく見ないのですが、親御さんの言う通り大映ドラマのパクリだと思います。
主人公とヒロインが心中みたいに終わるのはインド映画も昔から多いですね。
昔の日本もそうですが、まだ国が貧しくて不幸な人が多いと、ハッピーエンドより悲しいエンドの方が好まれるかもしれません。
アメリカも昔はけっこう主人公死亡エンド多かったけどなあ・・・

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