【ネタバレ】「クトゥルフの呼び声」H・P・ラヴクラフト

THE CALL OF CTHULHU (1926)
Howard Phillips Lovecraft



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★登場する怪物★ 大いなるクトゥルフ(クトゥルウ)

クトゥルウ神話の代名詞といえる作品ながら、けっこう短い。
後半は非常にド派手な展開で、ハリウッド映画向きだと思うが、いまだ映画化ならず。
大昔にスターログ誌で映画化の記事を見たんだけどね・・・
ものすごい出っ歯で下半身が昆虫というキモいクリーチャーの写真ものってたが、あれはなんだったのか?
気になって調べたら、2005年製作の低予算インディーズ映画が見つかったけど、これじゃない。
管理人が記事を見たのは1980年頃だから。

そういえば「クトゥルフの呼び声」というテーブルRPGもありましたね。
管理人も持ってましたが、遊んでくれる人が誰もいなかったの・・・
アニメ「ニャル子さん」SAN値という言葉を聞いて、懐かしかったです。
「クトゥルフ」の世界では、怪物の姿を見ただけでSAN値(正気レベル)が下がり、ゼロになると発狂するんだよね。
イヤなゲームですなー。


ウルトラマンに先がける「巨大な宇宙人」というコンセプト

クトゥルフとは何か?
邪神と呼ばれてますが、正体は地球が誕生してまもないころ、宇宙より飛来した宇宙人です。
しかも、山のように巨大。
「巨大な宇宙人」が登場する作品は、これが元祖ではないでしょうか?
日本ではウルトラマンより前に、「ウルトラQ」ケムール人という巨大宇宙人が登場しますが、なんとなく円谷さんクトゥルフの影響を受けてる気がするんですよね・・・
というより「クトゥルフの呼び声」を読んでいると、子供の頃にウルトラマンを見ていた時の、懐かしい感覚が甦ってくるんですな。
まあ、このへんは、いずれまた調査したいと思いますが。


★衝撃の結末★

地殻変動により、海底に沈んでいた古代都市ルルイエが浮上すると、全世界の繊細な神経をもった人々が影響を受け、悪夢を見たり、怪しい絵を描いたり彫刻を彫ったり、キチガイがさらにキチガイになったりするのだった。
後半は、実際にルルイエに上陸した船員たちの体験談。
人類の文明とかけ離れた、異次元的なルルイエの廃墟で、彼らはついに遭遇する。
タコのような頭部を持つ巨大な怪物、大いなる邪神クトゥルフに・・・

この部分を書き記すのに、哀れなヨハンセンの筆は力尽きたかに見えた。6人の船員はついに帰船できなかった。そのうち2人は、怪物が出現した呪われた瞬間に、恐怖のショックだけで死んでいった。怪物の姿の凄まじさは、ヨハンセンの描写力をはるかに超えていて、かくまで怖ろしい地獄の叫喚と永遠の狂気を語る言葉を人類は知っていない。船員たちがそれを見た瞬間に、全物質の力が激突し、宇宙の秩序が崩壊した。おお、神よ!山が歩き、よろめいたのだ。(訳:宇野利泰)


うーん、いいですなー!
ヨハンセンは船ごとクトゥルフに体当たり、どうにか1人だけ生き延びるものの、手記を書き残した後、力尽きて息を引き取る。
残念ですが、結末は特にヒネリもなく、「いつかまたクトゥルフが復活するだろう」と、ちょっと凡庸な終わり方をしています。
とはいえ、おぞましいルルイエの描写とクトゥルフ登場のど迫力で、忘れがたい傑作となっております。






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