【ネタバレ】映画「007は二度死ぬ」(7)

*** シリーズ第5作「2度死ぬ」あれこれ ***




シリーズ中、最もノスタルジーを感じる作品、「2度死ぬ」
もちろん世代によって、どの作品が懐かしいか差があるでしょうけど、管理人にとっては、この作品が他作品と同列に語れない、思い入れの塊のような作品。
映画の出来の良し悪しは関係ないのです。
この作品で007シリーズ「おバカ映画」へと足を踏み入れてしまったことは否めませんが、そんなことはどうでもいいのです。
「2度死ぬ」ダニエル「カジノ・ロワイヤル」なんかと同じ種類の映画ではなく、「ゴジラ」「寅さん」「若大将」あたりと同じグループなのです。
昭和生まれの日本人の心の原風景なのです。



トヨタ2000GTの思い出

日本最初のスーパーカートヨタ2000GT
その天女のような美しいお姿を初めて目にしたのは、東京晴海のスーパーカー・ショーにて。
というか、その時しか実物を見たことはない・・・(いや、池袋のアムラックでも見たか?)
カウンタックディーノといった本場のスーパーカーに混じって、けなげにがんばっていた。
フェラーリと並んでも見劣りしない唯一の日本車、その清楚な美しさに子供ながら衝撃を受けた。
なぜトヨタが突然変異的に、こんな車を作れたのか。
後になって、実質的にヤマハ2000GTというべき車だと聞いて、納得しました。
トヨタが単独で開発したソアラなんか、2000GTにはまったく及ばないですからな・・・
いつかまた、ボンドカーに採用されるような日本車が出てほしいものです。
レクサスとかGT-Rは、なんかちがうんだよねえ、いくら性能がすごくても。
ユーノス・コスモボンドカーに近いものを感じた。

そういえばトップギア「ボンドカー50年の歴史」で、ダニエル・クレイグボンドカーでこれが1番好きって言ってた。

画像

管理人のコレクション。白いのが売ってなかった(泣)


サウンドトラック

古き良き時代のジョン・バリーのパワー全開サントラ。
前作「サンダーボール」からスケールアップさせたアクション曲宇宙船テーマの他、シリーズ最初のソフトな主題歌のインスト・バリエーションがいいですね。
これまでなかった「癒し」「安らぎ」の要素が加わりました。
結局007シリーズが長く続いてる秘訣は、この「癒し」「安らぎ」にあると思うんですよね。
ただクールでスタイリッシュだけでは、見てる方も疲れてしまう。
ダニエル・クレイグ版のシリーズも、そこんとこ気づいてほしいですなあ。


俳句

原作でボンドは、タイガーから松尾芭蕉と俳句について講義を受けます。
「なんか、つかみどころがない」というのが、芭蕉の句に対するボンドの感想。
自分でも英語の俳句を作ってみます。
「人生は2度しかない、生まれた時と、死に直面した時と」
これがタイトルのユー・オンリー・リブ・トゥワイスになってるのですが、プロズナンの時代だったら、そのまま英語をカタカナにしたタイトルになってたかもですね・・・
「007は2度死ぬ」は、いつもながら翻訳家・井上一夫さんの名訳ですよな。
そういえばEUの議長も俳句作りが趣味だそうで。


#05 007は二度死ぬ

1 どこから箸をつけていいのか、豪華日本盛り合わせ娯楽映画
http://puripuriouch.at.webry.info/201301/article_9.html
6 人生は2度しかない、日本にいる時と、日本以外にいる時と
http://puripuriouch.at.webry.info/201301/article_14.html
5 007の撮影で日本が盛り上がってる頃、管理人は生まれた
http://puripuriouch.at.webry.info/201301/article_13.html
4 リトル・ネリー=小ネリー=コネリー・・・そういうことか!
http://puripuriouch.at.webry.info/201301/article_12.html
3 「下の毛も染めるのかい?」「私たちだけの秘密よウフフフフ」
http://puripuriouch.at.webry.info/201301/article_11.html
2 もう帰ってこないあの時代、宇宙ロケットと秘密基地・・・
http://puripuriouch.at.webry.info/201301/article_10.html
7 *** シリーズ第5作「2度死ぬ」あれこれ ***
http://puripuriouch.at.webry.info/201301/article_15.html




007/007は二度死ぬ〈特別編〉 [DVD]
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
2004-08-20

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 007/007は二度死ぬ〈特別編〉 [DVD] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル













ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

蟷螂の斧
2016年08月10日 06:39
>原作

タイガー田中と和室に入る。
「木と紙で出来た箱のような部屋」と言う表現が印象的でした。
それと、すき焼きの事を「日本風ビーフシチュー」とか。

>なぜピーマン

苦手な子供が多いから?

>影響はどうでしょう。

あると思います。

>スペル星人の回

第12話「遊星より愛をこめて」
平和への祈りが感じられる名作だと言う人もいます。
あうち
2016年08月10日 09:38
木はわかるけど紙って笑
と私も思いましたが、でも桂離宮とか見ると確かに壁は紙の率が高いし笑
今は紙がガラスになって風情はなくなりましたが
紙の張替作業は大変ですからねー
最近肉を食べてないのでスキヤキもビーフシチューも食べたい!

スペルの回は個人的には11話(ナース)と13話(アイロン星人)という名作に挟まれてイマイチ感がありますが、いずれにしろそろそろ解禁してほしい!
蟷螂の斧
2016年08月15日 01:00
>シリーズ最初のソフトな主題歌
>これまでなかった「癒し」「安らぎ」の要素

映画そのものも「癒し」「安らぎ」です。

>桂離宮とか見ると確かに壁は紙の率が高い

そうなんですか。初めて知りました。ありがとうございます。
あうち
2016年08月15日 08:43
こちらの桂離宮の画像を見ますと
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f8/Katsura-1999-1.jpg
確かに紙の家や!という感じですね
こういう状態で雨が降ってきたら大変なことになりそうですが・・・

必殺シリーズでもそうですが、最初シリアスだったものがだんだんユルくなってファミリー向けが強くなっていくと、昔からのマニアが「シリアスに戻せー」と望んで元のシリアス路線に戻る。
そうなると今度はシリアス一辺倒でユーモアも安らぎもなくなる・・・
というサイクルになってしまうようです。
長期シリーズの宿命かもしれませんね。
蟷螂の斧
2016年08月16日 07:07
ボンドがキッシー鈴木と一緒に漁に出る。
日焼けをして、肌が痛くなるボンド。キッシーが手当をする。
他に覚えているのはボンドがジロジロ見ていたら、キッシーが「私の黒猫ばかり見るのはやめてよ!」「何でそんな名前をつけたんだろ?」

>桂離宮の画像

横殴りの強い雨が来たら大変です。

>サイクル

まあ、それでいいと思います。言ったり来たり
あうち
2016年08月16日 10:05
>黒猫
英語でもプッシーキャットですからね・・・
でも当時から日本が西洋人にとって「癒しの国」と思われてたのがおもしろいですね。
あのころの日本というと公害とか建設ラッシュとか、あまりきれいでないイメージがあったですけど。

この記事へのトラックバック