【ネタバレ】「冷気」H・P・ラヴクラフト

COOL AIR (1926)
Howard Phillips Lovecraft



ラヴクラフト全集 (4) (創元推理文庫 (523‐4))
東京創元社
H・P・ラヴクラフト

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★登場する怪物★ 生きている死体ムニョス博士

ラヴクラフト先生は一時期ニューヨークに住んでいたそうですが、どう考えてもラヴ先生NYって、似合わないですよね!
本人もまったく肌が合わず、不愉快な思いをしたようで、その思いをぶつけたのがNYを舞台にした本作です。
ラヴ先生、冷房も嫌いだそうですが、嫌いなもの多すぎだろ・・・
それにしても、この時代から冷房完備って、さすがNYですなあ。
日本ではまだ扇風機もない時代です。

NYの安下宿で暮らす私は、心臓発作をきっかけに、すぐ上の部屋に住む医者のムニョス博士と知り合う。
青黒い顔色が不気味だが、博士は優れた医者だった。
どういうわけか博士の部屋は常に、冷房でキンキンに冷やしてあるのだった。


★衝撃の結末★

ある日、博士の部屋の冷房が故障してしまう。
パニックになった博士は浴室で冷水に浸かり、私はありったけの氷を集めてくるよう命じられる。
しかし戻ってみると、すっかり温度の上がった室内で、浴室から寝椅子までヌラヌラしたものがしたたっており、寝椅子には見るもおぞましいものが横たわっていた。
死後も肉体と意識を保存する方法を発明した博士は、すでに18年前に死亡しており、冷気によって、その肉体を維持していたのであった。

これ以来、私は冷房と、その冷気が大嫌いになった。











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