【ネタバレ】映画「007/ロシアより愛をこめて」(3)

魚料理に赤ワインを注文するなんて・・・ 恐ろしい子!



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見どころ:ベンツを拘束

ボンドたちを追って、保安警察の役人ベンツオリエント急行に乗りこんでいた。
車掌を装い、ベンツの客室を襲うボンドケリム、あっさりとベンツを捕獲。


見どころ:タニヤの青いドレス

ポスターやチラシでおなじみの青いドレスに着替えるタニヤ
このドレス、このシーンのみの使用。
変顔をして遊んでますが、ボンド・ガール変顔もシリーズ中ここだけ。

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http://puripuriouch.at.webry.info/201501/article_7.html


見どころ:ケリムの死

ベンツを見張っていたはずのケリム、だがベンツの客室で2人は死んでいた。
争って相討ちになったようだが・・・
まさに「オリエント急行殺人事件」ボンドは車掌にワイロを渡して、見なかったことにしてもらう。
管理人の推理では、犯人はグラント。(推理しなくてもグラントが犯人だよ!)

名脇役ケリムの退場。
演じるペドロ・アルメンダリスは末期ガンに冒されており、撮影終了後に病院で自殺したそうです・・・ ナムナム

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http://puripuriouch.at.webry.info/201407/article_19.html


見どころ:タニヤを詰問

ケリムの死タニヤがからんでると思いこんだボンド、客室に戻ると、タニヤをビンタして詰問する。
先ほどまでの甘い雰囲気から一転、女が相手でも容赦しないボンドの非情さが伝わってきます。
ショーン・コネリーは実生活でも、妻に暴力をふるっていたらしいという噂がありますが・・・
もちろんタニヤは何も知らず、ただ「愛してる」と繰り返すだけ。

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http://puripuriouch.at.webry.info/201506/article_3.html


見どころ:グラント、ナッシュに化ける

列車沿線の地図をかぶせるような演出、シリーズを通して本作だけですが、BGMと相まってサスペンスを盛り上げます。
ユーゴスラビアの首都ベオグラード(現在はセルビアの首都)で仲間の連絡員と接触、応援を要請。
それを立ち聞きしていたグラント、次の停車駅ザグレブ(現在はクロアチアの首都)で応援の情報部員(ナッシュ)を殺害、自分がナッシュになりすましてボンドに接近します。
ボンドのことを「大将」と呼ぶグラント、英語ではold manと言ってますな。
スペクターの罠が徐々に閉じていく・・・ 以降の作品では感じられないような緊張感の高まり。

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http://puripuriouch.at.webry.info/201404/article_13.html


見どころ:魚料理に赤ワイン

ボンドタニヤナッシュの3人で食堂車で夕食、皆さん舌ビラメのムニエルを注文。
ボンドは魚料理だから白ワインを注文しますが、ナッシュキャンティの赤を注文、ボンドは怪しいと感じる。
ホイチョイ・プロ「見栄講座」の中で、学生時代にこのシーンを見て「肉料理に赤ワイン、魚料理に白ワイン」というルールを学んだと記していました。
公開当時の日本人にとっては、いろいろとカルチャー・ショックだったと思いますね。
ここでナッシュは、タニヤのワインに睡眠薬を混ぜる。


見どころ:グラントの罠

客室に戻り、地図で逃走ルートを説明するフリをしながら、チョップでボンドをKOするナッシュ
意識を取り戻すと、ナッシュ=グラントが銃口をこちらに向けていた。
スペクターの計画は、ボンドタニヤ無理心中を装って殺害することにあった。
ホテルでの2人の愛の営みを撮影したフィルムと、「結婚してくれなければフィルムを新聞社に売りつける」という脅迫状が、タニヤのバッグから見つかる、という段取り。
ボンドが女を殺してから自らも自殺したように偽装するのだ。
イギリス情報部をも巻きこんで大スキャンダルとなるだろう。
単なる死ではなく、恥辱にまみれた死ボンドに与える・・・ それがクロンスティーンの立案した計画なのだ。
ボンドじゃなくても呆れるわ!(笑

それにしても殺人狂の異常者グラントを見事に演じたロバート・ショー、髪が金髪のせいか、まったくロバート・ショーに見えません・・・
「ジョーズ」「ザ・ディープ」に出演していた人とは、顔の輪郭からしてちがうような気がしますが、そんなわけないですね。
原作では「肉屋のあんちゃん風」と表現されるグラントですが、後の肉付きのいいロバート・ショーを見ると、実に「肉屋のオッサン」ぽくて、あらためてグラントロバート・ショーのハマリ役だったと感じます。

絶体絶命のボンド、「金貨をやるからタバコを吸わせてくれ」と交渉。
アタッシェ・ケースには金貨が50枚仕込んであるのです。
グラントケースを開けようとして・・・
伏線を見事に生かした、緊迫の名場面。

さらに詳細なネタバレはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201701/article_12.html


見どころ:オリエント急行の格闘

開けると同時に催涙ガスが炸裂。
ボンドグラントに飛びかかり、有名な「オリエント急行の格闘」が始まる。
長らく「アクション映画の歴史に残る」とか「シリーズ最高の」などと称賛されてきましたが、さすがに現在の基準で見ると、古さを感じないこともないですが、公開当時の「格闘」の水準を遥かに超えており、観客が衝撃を受けたのはまちがいないわ。
このシーンで評価すべきは格闘のすさまじさよりも、催涙ガスに続いて伏線を生かしまくる脚本と演出でしょう。
ローレックスからワイヤーを出して、ボンドを絞めあげるグラント。(プレタイトル偽ボンド殺害シーンが観客の頭をよぎる)
アタッシェ・ケースナイフが隠してあることを知ってる観客、期待通りボンドナイフを取り出そうとするが・・・ 手が届かない!
これこそが脚本と連動した「ストーリーの中で生きているアクション」であり、後の007シリーズのように「ストーリーに詰めこんだアクション」とはちがうな。
やはり本作は映画として、後の作品より一段高い位置にあります。
などと言ってる間に、ナイフが出てきて、無事グラントを仕留める。
「もう金はいらんだろう?大将」と、金貨も回収します。

さらに詳細なネタバレはこちら
https://puripuriouch.at.webry.info/201905/article_14.html


#02 007/ロシアより愛をこめて

1 映画の歴史を変えた! シリーズ最高傑作の貫禄
http://puripuriouch.at.webry.info/201402/article_17.html
6 ロレックスからワイヤーを出すなんて・・・ 恐ろしい子!
http://puripuriouch.at.webry.info/201402/article_22.html
5 潜望鏡で覗きをするなんて・・・ 恐ろしい子!
http://puripuriouch.at.webry.info/201402/article_21.html
4 すっぽんぽんでベッドで待ってるなんて・・・ 恐ろしい子!
http://puripuriouch.at.webry.info/201402/article_20.html
3 魚料理に赤ワインを注文するなんて・・・ 恐ろしい子!
http://puripuriouch.at.webry.info/201402/article_19.html
2 靴の先からナイフを出すなんて・・・ 恐ろしい子!
http://puripuriouch.at.webry.info/201402/article_18.html
7 *** シリーズ第2作「007危機一発」あれこれ ***
http://puripuriouch.at.webry.info/201402/article_23.html











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この記事へのコメント

蟷螂の斧
2016年09月26日 19:09
>ペドロ・アルメンダリスは末期ガンに冒されており、撮影終了後に病院で自殺した

彼が出演する場面から先に撮った。「ディア・ハンター」のジョン・カザールのエピソードみたいです。

>女が相手でも容赦しないボンドの非情さ

このあたりが、僕がムーア・ボンドの方が好きな理由かな?
でも僕が大好きな「黄金銃を持つ男」では・・・。

>鈴木弘子のセリフは「恐ろしい女・・・」ではなかったでしょうか。

そうでしたか・・・。ご指導ありがとうございます!
あうち
2016年09月26日 20:51
いえいえ、子供の頃はビデオがないのでラジカセで音声だけ録画して何度も聞き返しましたので・・・ 今の時代は幸せですよねー

そうでしたか、アルメンダリスのシーンから先に・・・
ガンが発覚したのに役者を交替させなかったスタッフはえらい(涙
蟷螂の斧
2016年09月27日 20:06
>ガンが発覚したのに役者を交替させなかったスタッフはえらい

その通りです
ペドロ・アルメンダリスは激痛に耐えながら撮影にのぞみました。撮影が終わる度にスタッフが拍手をしたそうです

>「ジョーズ」や「ザ・ディープ」に出演していた人とは、顔の輪郭からしてちがうような気がしますが、そんなわけないですね。

そして、「ロビンとマリアン」に出てくるロバート・ショウは、そんなに強そうでもないし、グラントに比べると随分澄んだ眼をしているさすが役者です

>有名な「オリエント急行の格闘」

所々スタントマンを使ったとか大迫力
あうち
2016年09月27日 22:06
癌に耐えていたとは、映像からはまったくわかりませんね。
まさに役者魂です。
緒形拳さんも末期癌で舞台を続けて、死亡時は肝臓が破裂していたらしいですが・・・
ショーのように良い人も悪人も両方こなせてこそ名優ですよね!
急行の格闘はスタントの吹き替えが全くわからないし、すごい!
蟷螂の斧
2016年09月28日 18:26
>緒形拳さんも末期癌で舞台を続けて

恐れ入りました・・・・

>肉料理に赤ワイン、魚料理に白ワイン

僕も勉強になりました。
そして今思うのは「撮影用の白ワインはサイダー?赤ワインは何だろう?」

>ショーのように良い人も悪人も両方こなせてこそ名優ですよね!

仰る通りです
「ジョーズ」では昔気質な男。経験豊富だが他人の忠言に耳を貸さない強情な男。だけど憎めない
鮫に噛み付かれ、血を吐きながら派手に喰い殺されるという最期は悲しかったです
あうち
2016年09月28日 21:31
ジョーズでのショーの最後はすさまじいですね!
USJのジョーズのアトラクションが怖いのは、あのシーンが頭にあるからでしょう!
赤ワインはぶどうジュースですかね・・・
うちの母は昔、映画のエキストラをしていたのですが、ハイボールは麦茶だったそうです笑
蟷螂の斧
2016年09月29日 06:53
>赤ワインはぶどうジュースですかね・・・

かも知れません

>ハイボールは麦茶だったそうです笑

それは面白い体験ですねお母様はエキストラの体験あり

ピアース・ブロスナン007ではウィスキーは薄めたコーヒーシャンパンはジンジャエールだそうで

>あのシーンが頭にあるからでしょう!

僕もそう思います。
ロバート・ショウ。51歳で急死。残念です・・・「スティング」でも名演でした。
あうち
2016年09月29日 09:36
ほええショーはスティングのような名作にも出てたですか。
見たことないんで今度やったら録画して見よっと。
個人的にショーでツボだったのは「シンドバッド黄金の航海」に登場する「井戸の中から出てくる魔神」
子供の頃から何回も見てますがメイクがすごいんでショーとはまったく気づきませんでした。

ジンジャーエールはともかく薄めたコーヒーはまずそう><;

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