【ネタバレ】「邪悪な聖職者」H・P・ラヴクラフト

THE EVIL CLERGYMAN (1933)
Howard Phillips Lovecraft



ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)
東京創元社
H・P・ラヴクラフト

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★登場する怪物★ なっしんぐ

1933年にラヴクラフトがバーナード・オースティン・ドゥワイアに宛てた書簡(夢の内容を記したもの)が、後に「邪悪な聖職者」というタイトルで、小説として雑誌に掲載されたそうです。
「ラヴクラフト全集7」に収録されたものが、おそらくそれだと思うのですが・・・
あくまで友人に宛てた手紙ですので、正式なラヴクラフト作品ではありませんが、ついでですのでレビューしちまいましょう。
といっても、ですのでワケワカラン・・・ どう要約したものやら・・・

私はある埋葬所そばの家の屋根裏部屋に案内された。
本棚にはパラケルススヘルメス・トリスメギストゥスなどの魔術書が並んでいる。
西洋オカルト好きにはおなじみの著者名ですが、後のP・K・ディック作品でもよく目にする名前ですね。
やがて、部屋にいるのが私1人でないことに気がつく。
無言のまま立っているもう1人の人物は、英国国教会の僧服を着て、邪悪そうな表情を浮かべていた。
はロープを取り出し、首を吊ろうとしたので、私はそれを止めようとしたが・・・
突然、は狼のような表情を浮かべ迫ってきて、身の危険を感じた私は「光を放つ武器」を攻撃する。
(ああ、もうワケワカラン・・・)
光を恐れたは後ずさりし、床に開いた落し戸から転落する。


★衝撃の結末★

すると、私をこの屋根裏へ案内した男が現れ、
「あー、あの男にかまってしまったんですね・・・ あなたの容姿は変化してしまいましたよ」
その男は私を抱えて、鏡の前へ連れていく。
鏡に映った私の姿は・・・ 英国国教会の僧服をまとい邪悪な表情を浮かべたの姿になっていた!


今度こそ本当に、ラヴクラフト全作品終了です。
この他に、合作作品を集めた「別巻」東京創元社から出ております。
小説で食べていけなかったラヴ先生は、他のアマチュアやセミプロ作家の文章を添削することで収入を得ていたのですが、中にはほとんど全面的にリライトするようなものもあったそうです。
そういうラヴクラフト濃度の濃い作品は、おいおいレビューする予定。
また、以前のエントリーで書いたとおり、Wikiを見ると全集から漏れてる作品もあるみたいですが、これらの作品が本当にラヴクラフトのものか怪しい・・・
創元社の文庫版全集は、日本で1番ラヴクラフトに詳しい大瀧先生が編まれてますので、漏れがあるとは考えにくいです。
Wikiの記述も当てにならない時がありますからね。
合作作品単独作品に紛れていたりとか・・・

そういうわけで、これでいったんラヴクラフト全作品レビューは終わります。
ご愛読ありがとうございました。
引き続きエドガー・アラン・ポオ全作品レビューもよろしくです。












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