【007名場面ランキング】「悪人パワー」名場面ベスト30(25位、26位、27位)

太陽発電はエコだけど、面接で叔父よりイケてる非処女アピール



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カテゴリー「悪人パワー」とは・・・

悪のドラゴンにさらわれたお姫様を助け出す正義の騎士の物語」を現代に置き換えたもの・・・ それが007シリーズの基本コンセプトであります。
原作者イアン・フレミングも語ってますように、正義のヒーロー邪悪な敵ピンク色のヒロイン・・・といったキャラクターたちは、複雑な背景を持った現代社会においては、すでに古臭い、時代遅れであるのは否めません。
が、あえてその時代遅れをやってみたのが007であり、永遠普遍なエンターテイメントの原点を目指したわけですな。
前置きが長くなりましたが、007シリーズ悪役とは、単なる悪人ではない、古典的な騎士物語に登場する「悪のドラゴン」の現代版であり、いわば「人間の姿をした怪物たち」
歴代作品では強烈なインパクトをもった悪人たちが物語を彩り、他作品にも大きな影響を与えてきました。

人生に必要なことは全て007の悪人たちから学んだ!
あなたも素晴らしい悪の世界へ!


悪人キャラクター007シリーズにとって非常に重要な要素であり、新作を鑑賞する時の大きな「お楽しみポイント」なのです。
そんな悪人たち必殺技を見せたり、過去を語ったり、そのキャラを立たせる場面を「悪人パワー」というカテゴリーに分類してみました。
「悪の活動」と仕分けが難しいものも多いですが、こちらはあくまでもキャラ描写を主眼に置いた場面ということで。
悪人がパワーを発揮する場面であっても、殺人を中心とした場面は「処刑・殺害」カテゴリーに、女悪役のお色気を中心とした場面は「ボンドガール」に入ってるかもしれません。



【25位】 スカラマンガの歓迎
「黄金銃を持つ男」より
http://puripuriouch.at.webry.info/201212/article_24.html

*** 直前までのあらすじ ***
太陽エネルギー変換装置ソレックスアジテイターをめぐり、火花を散らすボンド殺し屋スカラマンガ
スカラマンガに拉致された情報部員メアリー・グッドナイトの発する信号を追い、ボンド水上飛行機で南シナ海の「魔の島」へ!


「私は黄金銃を持つ男なのだ」

「魔の島」の岸辺に着地、水上飛行機から降りてくるボンド
ロケ地はタイのプーケット近くの島です。
熱帯の島なのに、わざわざ上着を着るボンド、しかもネクタイもしめてる!
ウェイター姿のニックナックエルヴェ・ヴィルシェーズ)がウェルカム・シャンペンを盆に載せて出迎える。
シリーズでも屈指のスッとぼけた悪役、小人ニックナック
スカラマンガクリストファー・リー)との絶妙なコンビを見せてくれました。
シャンペンドン・ペリニョン64年物、しかしボンドは「62年の方がいいが、ピーナッツよりはマシだ」
ところでボンドのこういう、人様からタダで高級な酒や食事をふるまってもらいながら「XXのがもっといい」みたいな失礼な言い草「美味しんぼ」山岡の原型だと思うのですが、どうでしょう?
岩陰からスカラマンガ黄金のコルト・ピースメーカー(日本製モデルガンのようにも見えます)で狙い、シャンペンの栓を飛ばす。
原作では、この黄金コルトスカラマンガの愛用銃であり、「黄金銃を持つ男」の名の由来です。
さわやかな笑みを浮かべて姿を現すスカラマンガボンドに謝って、コルトを盆の上に置く。
「私たちは互いに共通点が多い。楽しく語り合おう」

ここからはスカラマンガ秘密基地(というよりハイファットが建造した太陽発電プラント)の見学ツアーです。
巨大な岩に埋めこまれたようなエントランス、そして大規模な発電プラント
液体ヘリウムを溜めこんだプールが印象的なデザイン。
こんなに巨大なのに作業員が1人しかいないって、どゆこと?
今回もケン・アダムはお休みで、美術デザインピーター・マートンという人です。
しかしながら、まったく違和感を感じない、いつもの007風味のセットに仕上がってますな。(ケン・アダムよりじゃっかんチープな感じ?)

続いて、集光装置のデモンストレーション。
この装置に組みこまれたソレックス・アジテイターを発見するボンド、どういう役割を果たしているのか、まったく謎ですが(笑
正面の海中から立ち上がった奇岩に注目。
から反射パネルがニョキニョキと出てきて太陽光を反射、1900度の熱線を作り出す。
この奇岩のある島は、現在でも「ジェームズ・ボンド島」と呼ばれて観光名所になってるそうだ。

最後に集光装置のオマケ、ソーラー・ガンを紹介。
SF映画そのもの、子供心をワクワクさせるデザインです。
ボンドが乗ってきた水上機に狙いをつけ、ソーラー・ビーム発射!
爆発炎上する水上機を苦々しく見守るボンド「まさに快感だ」とうれしそうなスカラマンガ
残念なことに、せっかくカッコいいソーラー・ガンなのに出番はこれだけ。
そこへ、ニックナックから食事準備できたとの知らせ。

いかにも秘境といったのロケーション、SF風味いっぱいの秘密基地はうれしいのですが、少し冗長で説明的。
ソーラー・ガンが活用されない点もマイナス評価で、25位どまりでした。



【26位】 タニヤの面接
「ロシアより愛をこめて」より
http://puripuriouch.at.webry.info/201402/article_22.html

*** 直前までのあらすじ ***
国際犯罪組織スペクターが企てる恐るべき陰謀・・・ それは英国情報部員ジェームズ・ボンドを暗殺すると同時に、ソ連最新式暗号解読器レクターを盗み出すというもの。
作戦の指揮を取るのは、かつてソ連諜報機関「スメルシュ」局長を務め、今はスペクターに引き抜かれたNo.3こと女怪人ローザ・クレブ


「お前は幸運な女だよ・・・ 愛の労働奉仕だね」

ここはタニヤダニエラ・ビアンキ)が初登場するシーンですので、「ボンドガール」カテゴリーに入れてもよかったのですが、やはり「ボンドババア」ローザ・クレブロッテ・レーニャ)の印象が強烈過ぎて「悪人」カテゴリーにしました。
主題歌アレンジ曲とともに舞台はイスタンブールへ。
世界遺産ハギヤソフィア寺院が映っております。
管理人はかつて、この寺院の前でクルド人からインチキ絨毯を売りつけられた(涙
勤務が明け、ソ連大使館から同僚らと出てくる保安局配属のタニヤことタチアナ・ロマノヴァ
シリーズNo.1ボンドガールですが、初登場時のインパクトは前作のハニーに比べて薄い。
メモに書かれた住所を見ながら、風情ある旧市街へ。(保安局勤務なら住所くらいメモを見ないで暗記しろ!)
とある集合住宅?に入っていくタニヤの背後から、殺し屋グラントが尾行している。

部屋で待っていたのは軍服姿のローザ・クレブ
「美しき餌」であるタニヤを招き入れ、ジロジロと眺め回す。
タニヤは、クレブがいまだにスメルシュ局長だと思いこんでおり、命令に逆らうことができない。
ブ厚い牛乳瓶メガネをかけ、タニヤの経歴ファイルに目を通すクレブ
「あんたの経歴は祖国の誇りだ」とヨイショしながら、上着を脱いでくるっと回るよう命令。
不審に思いながらも従うタニヤ、この辺から、前作のハニーとはちがう上品な美貌が観客の心をガッチリつかんできますな。
昔バレーを習っていたけど、背が高くて断念したそうですよ。
「これまでに恋人が3人いたね・・・ 寝たのかい」とズケズケ聞いてくるクソババアに、「失礼なこと聞かないで!」と怒るタニヤですが。
「口を慎め!私を誰だと思ってるんだ!」と怒鳴りつける迫力満点のクレブ
まさに「ナチスの女看守」といった貫禄ですな。
演じるロッテ・レーニャは、アカデミー助演女優賞にノミネートされたこともあるドイツの名女優ですが、日本では本作以外は知られてないようです。
タニヤ、ビビりながらも「愛してましたから」と賢い答え方。

この男とならどう?」とクレブが取り出したのは、ボンドの写真
「優しくて教養があるなら・・・」と、悪い気はしないタニヤ
原作によるとタニヤ「文化的な男性」が好みらしいが、果たしてコネリーは・・・?
「祖国のため、この男に近づいて、何でも望むとおりのことをしてあげなさい」
「・・・断ったら?」
「生きてここを出られないだろうね」
選択の余地なしのタニヤ
実際にKGB女工作員が多いらしいよ。
「このことは誰にも話すな。口外したら射殺だ!」と、さんざん脅した後、優しくタニヤの肩や髪を撫で回して慰めるクレブ、原作ではレズビアン設定です。
百合の美しいイメージを壊すな!

クレブの迫力に押されっぱなしで、なかなか周囲に目が行きませんが、異国趣味のインテリアもステキです。



【27位】 囚われのダリア・ラヴィ
「カジノロワイヤル」より
http://puripuriouch.at.webry.info/201305/article_18.html

*** 直前までのあらすじ ***
秘密組織スメルシュの首領ドクター・ノア、その正体はボンドの甥ジミー・ボンドだった!
英国情報部が敵をかく乱するために送りこんだ「ジェームズ・ボンド軍団」を全員捕虜とするが・・・


「ぼくが恐くないか? 何を笑う?」

ここは「ボンドガール」のカテゴリーに分類してもいい場面ですが、やはりジミー・ボンドを演じる名優ウディ・アレンの魅力が炸裂するところですので、「悪人」カテゴリーとしました。
怪しい部屋の拘束椅子に捕らえられた女ボンド(笑)の1人、ダリア・ラヴィ
どうやらジミー女ボンド(笑)の中で、彼女が1番気に入ったようです。
部屋に入ってきたジミーは、彼女から「気に入った女を裸で縛るの?」と聞かれ、「そうだ。ボーイスカウトで覚えた」(笑)
ダリアから「あなたは滑稽なモンスター」とバカにされ、叔父ジェームズ・ボンド)よりイケてるところを見せようと、ムキになるジミー
ピアノで名演奏を聞かせるが(ピアノのデザインかわいい)、弾くのをやめても自動で演奏を続けるピアノ
パンチング・マシンやロデオ・マシンでもズッこけるばかりで、ダリアの哀れみの視線を誘う。
ウディ・アレンのこうした演技は、後の「オースティン・パワーズ」でのドクター・イーブルの原型ですね。
そういえばジミー衣装ブロフェルドドクター・イーブルと同じですな。

アインシュタインにも負けない頭脳を誇示するため、自慢の発明品を取り出すジミー
それは「見た目も味もアスピリン」だが、内部に400の小型爆弾が仕込んであり、次々と連鎖反応を起こして、飲んだ人間を「歩く原爆」に変えてしまうという物騒なシロモノ。
「ぼくの誕生日であるエイプリル・フールまでに全世界の指導者を暗殺して、替え玉を送りこむ。ぼくが世界の支配者となるのだ。手を組もう」
その申し出を受け入れ、拘束を外してもらうダリア
服を着るついでに、例の危険な「アスピリン」を手中に収める。
それにしても室内においてある妙チクリンなオブジェ、妙にエロい形で、ジミーがナデナデしています。
今回の美術デザインはマイケル・ストリンガーという人。
ケン・アダムとはまた違った、ユニークでサイケなデザインのセットが楽しい。

一方、怪しい監獄(?)に幽閉された残りのボンド軍団は、脱走の準備を始める。











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