【ネタバレ】「ギルガメシュ叙事詩」矢島文夫:訳

EPIC OF GILGAMESH (B.C.2000~)



ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)
筑摩書房

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




人類最古の物語を今さらネタバレ

微妙に古いネタが多い当ブログですが、今回はがんばって、これ以上古いネタはないというネタをもっきました。
古代メソポタミアで花開いた人類最古の都市文明がシュメール文明であり、その時代の伝説的英雄ギルガメシュ(ギルガメッシュ)の物語を、後にシュメールの後を継いだアッシリアの神官が体系化、粘土板に刻んだ物語・・・
それが「ギルガメシュ叙事詩」であります。
最近の若いモンは、昔は文字を粘土板に刻んでたって知らないだろうな・・・
管理人も知らないけどね。
研究者の矢島文夫先生のおかげで、シュメール語から直接日本語に翻訳されたバージョンを読むことができるようになりました。(以前は仏語や英語からの重訳)
なんと! 古代シュメール語、実は日本語との共通点が多いのですが、今回のネタバレとは関係ないので、その話はまた後日・・・


第一部 エンキドゥとの出会い

古代都市ウルクの王ギルガメッシュは、2/3が神で1/3が人間という怪力無双の戦士。
しかし、あまりに横暴なのでウルクの人々は怒り、神に「なんとかしてくれ」と祈願する。
創造の女神アルルは願いを聞き届け、泥をこねて野生の男エンキドゥを作り出し、獣のように野に放つ。
ギルガメッシュVSエンキドゥ、2人の超人の戦いが始まった。
人類最古のバトルだ!

彼らは牡牛のように強くつかみあった
壁は割れ、戸はこわれた


戦いの決着は着かず、お互いの力を認め合った2人の間には友情が芽生える。


第二部 森の精霊フンババとの戦い

仲間同士となったギルガメッシュエンキドゥは、杉の大木がそびえる森へ行き、森の精霊フンババと戦い、これを殺す。
森が恐ろしい場所として描かれている点に注目。
現在のレバノンに、わずかばかりに残ったレバノン杉の森があり世界遺産にもなってますが、古代にはメソポタミアまで、その森が広がってたんでしょうね。
それにしても「1度戦った敵と仲間になり、さらに強大な敵と戦う」という少年ジャンプでおなじみの展開、すでにこの時代からあったんだ・・・


第三部 「天の牛」の襲撃

今や立派な英雄となったギルガメッシュに、愛の女神イシュタルが求愛する。
が、「お前みたいなヤリマン、ノーサンキュー」と拒否られ、屈辱を受けたイシュタル父神アヌに泣きつき、「天の牛」と呼ばれるモンスターを作ってもらう。
地上へ降り立った巨大な牛は、人々に災いをもたらし、ギルガメッシュエンキドゥはまたしても協力し、これを倒す。
だが神の造った牛を殺した呪いで、エンキドゥは病に倒れ伏す。
親友に見守られ、エンキドゥは逝った。
ライオンのように声を張り上げで哭くギルガメッシュ


第四部 不死の男ウトナピシュティム

いかなる王、英雄であっても「死」は逃れられない運命なのか?
人間でありながらただ1人、不死を授かったという人物ウトナピシュティムに会うため、ギルガメッシュは長い旅に出る。
苦難の旅の末、ようやく出会えたウトナピシュティム、彼こそは遥か昔、神が起こした大洪水「箱舟」に乗って生き延びた男だった。
「ノアの箱舟」の元ネタですね。
神の力によって、神と同じ不死の体となったウトナピシュティムは帰国するギルガメッシュに、生命を新しくする「特別な草」の存在を打ち明ける。
その草を食べれば、永遠の命を得るという。

海底でその草を見つけたギルガメッシュ、引っこ抜いて帰国の途に着く。
(さっさと食べてしまえばいいのに)泉で水浴びをしていた隙に、が出てきて、を食べてしまうのだった。
失望だけを土産に、ギルガメッシュウルクへと帰り着いた。
哲学的なラストです。
もしかしたら、まだ続きがあったのかもしれない。










ハリオ コーヒーロースター・レトロ RCR-50
ハリオ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ハリオ コーヒーロースター・レトロ RCR-50 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック