【ネタバレ】映画「ミスト」

THE MIST(2007)



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絶望のバッドエンド? 7割方ハッピーエンドだよね?

本日、さいたま新都心が突如として濃霧に包まれるという事態が発生。
これは・・・ 衝撃のラストで有名な、あの映画と丸っきり同じではないか!
さいたま市民の皆さん、早まって自殺してはイカン!
というわけで予定を変更しまして、スティーブン・キング原作「ミスト」を緊急ネタバレです。
最近、イマジカBSが無料放送してくれたんだよね。
あのラストはバッドエンドというより、ブラック・ユーモアと感じたのですが・・・

米軍が極秘実験を行い、異次元の世界へと通じるゲートを開いてしまった(笑
異次元より侵入した濃霧が田舎町を包みこみ、ショッピング・センターに買い物に来てた人々は孤立してしまう。
主人公とその息子隣人、冴えない外見だが射撃チャンピオンの店員、そして狂信的な聖書キチガイの女性・・・
この女性こそ本作の陰のヒーロー(?)、映画史上最も不快な人物ミセス・カーモディ
演じるマーシャ・ゲイ・ハーデンアカデミー助演女優賞をはじめ数々の賞を獲得した名女優、日本に住んでたこともあるらしい。

に閉じこめられて、しばらく・・・ 血まみれのオッサンが逃げこんできた!
霧の中に何かいるぞ! 外に出るのは危ない!」
家に3人の子供を置いてきたという女性、車を持ってないらしく、「どなたか、家まで乗せてってくださいませんか・・・」と懇願するも、主人公をはじめ全員に断られ、やむなく危険なの中を歩いて帰宅する。(この人は最終的に助かる!)

発電機を点検するため、裏のシャッターを開けようとしたら・・・
巨大な触手が侵入、襲いかかる!
1名が触手にさらわれるが、どうにかシャッターを閉め、この事態に茫然となる主人公たち。
実は「異次元に通じる穴」から、恐るべき怪物たちが続々と、この世界に入りこんでいるのだ!
しかし主人公隣人(弁護士)は、そんな話を信用せず、何人かのグループで救援を求めて出発する。
(この人たちは、隣の薬局に巣食うモンスター蜘蛛に捕まって、卵を産み付けられる。「蜘蛛の子を散らすように」という慣用句の語源を見ることができる!)
さらに夜になると、毒針を持った羽虫や不気味な怪鳥が侵入、決死の戦いとなる。

このような異常事態の中、聖書キチガイミセス・カーモディが徐々に人心を掌握していく。
「これは思い上がった人間に対する神の報復! 生贄を捧げて、神の怒りを鎮めるのです!」
人々を扇動し、若い軍人を店の外に放り出し、巨大カマキリの餌食にする。
ここにいたって、主人公を初めとするマトモな人々のグループは、食料を持って車で脱出を決意。
それを阻止せんとするミセス・カーモディ、主人公の息子を次の生贄に選んだ!
狂った人々に取り囲まれ大ピンチの主人公グループ。
だが射撃チャンピオンの店員ミセス・カーモディを射殺。
ここは誰もがスカッとする場面、もっと早く殺すべきでした。
もし管理人がこの店にいたら、が発生する前にこの女を殺してますよ。(それは犯罪)

どうにか主人公の車(ランクル?)に乗って脱出する5人のグループ。
いったん主人公の家に寄るが、蜘蛛の巣に捕まって死んでいた。
もしかしたら世界中がに覆われているのかもしれないが、ともかく救援を求めて、車を走らせる。
行けども行けども、は晴れず・・・
途中で遭遇するのが、天をつくような超巨大モンスター
蜘蛛のようですが、全身から触手がウネウネしています・・・ こんな怪物を実際に見ることができたら、死んでも悔いはないよね!
しかし主人公たちは、ここで絶望感MAX
さいわい、怪物主人公の車に目もくれず通り過ぎていくが、一行のSAN値は一気に下がり、ガソリンが尽きてしまうと、後はもうただ1つの選択肢しかないのだ・・・
1丁のリボルバー、そして4つの弾丸・・・

ここまで絶望感がハンパない映画は、そうそうないですぞ。
主人公たちが助かる要因がまったく見えない。
こうなったら早く楽にしてあげて・・・
「ぼくを怪物に殺させないで」という息子の涙ながらの願いをかなえてやるチャンスは、今しかないのだ。
弾丸が1人分足りないが、主人公が「自分はなんとかするから」と、先に4人の命を終わらせる
泣きながら車外に出る主人公
銃口をくわえて引き金を引くが、もう弾は残っていない。
の中の見えない怪物に向かって、「カモーン!」と叫んでいると・・・ 何かがやってきた!

それは・・・ 兵士を乗せた戦車だ!
その後にも、続々と軍用車両が続く。
同時に、が晴れてきた・・・
ヘリコプターが飛び、火炎放射器で蜘蛛の巣を焼き払っていく。
人類の反撃が始まったのだ!
しかも人類が勝ってるぽい!
それまでの閉塞感が一気に吹き飛び、希望が湧いてくるラストシーン。
初めに店を脱出した女性3人の子供といっしょに救出され、軍用トラックに乗っている。
ああ、よかった! 子供たちも助かったんだ!

おや? ギャーギャー泣き叫んでる人がいますが・・・
ああ、主人公か。
早まったねー、もう少し待ってれば息子も助かったのに・・・
でも主人公は五体満足で生き延びたし、バッドエンドとは言えないよね?

このラストシーンを「絶望」と評する人の神経、おかしくないでしょうか?
主人公が死んで人類が滅亡すれば、ハッピーと感じるのかしら?
最初に店を出た女性子供たちが助かって絶望を感じた」という感想も見ましたが、どれだけ捻じ曲がった性格だよ・・・
それと、「怪物より人間の方が怖い」という勇者な感想も非常に多いのですが、ちょっと想像力に欠けてるんじゃないの・・・
「怪物はフィクションの中にしか存在しないし、一生出会うこともない」という前提があるから「人間の方が怖い」と感じるわけでしょう?
もし実在したら、怪物の方が人間より怖いに決まってるだろ、いくらなんでも。

ともかく、見た人によって意見の分かれるラストですが、後味が悪いことだけはまちがいない。


これが正真正銘のバッドエンドだ!
「殺しが静かにやって来る」のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201209/article_16.html

映画じゃないけど、これぞキング・オブ・バッドエンド
TVアニメ「School Days」最終回のエントリーはこちら
http://puripuriouch.at.webry.info/201212/article_18.html

スティーブン・キングの小説ネタバレ
「シャイニング」
http://puripuriouch.at.webry.info/201801/article_6.html
「ランゴリアーズ」
http://puripuriouch.at.webry.info/201511/article_8.html

スティーブン・キング原作の映画化作品ネタバレ
「シャイニング」
http://puripuriouch.at.webry.info/201401/article_11.html
「クリスティーン」
http://puripuriouch.at.webry.info/201401/article_12.html
「バトルランナー」
http://puripuriouch.at.webry.info/201708/article_20.html
「ショーシャンクの空に」
http://puripuriouch.at.webry.info/201804/article_15.html

フランク・ダラボン監督作品ネタバレ
「ショーシャンクの空に」
http://puripuriouch.at.webry.info/201804/article_15.html






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この記事へのコメント

綾小路清隆(仮名)
2018年12月31日 14:43
多分、PTAの人達が観て本作を「最悪のオチ映画」に選ばれるぐらい叫びまくったんじゃないですか…
スティーブン、キングは大絶賛したそうですよ♪本作のラスト…
ただ、フランク、ダラボンは感動系の映画監督という称号やイメージはガタオチしちゃったそうです…(スティーブン、キング映画に感動を求めてる人、「キャリー」とか「ミザリー」観たのかい?)
あうち
2018年12月31日 20:33
本作はよく後味悪い映画に名前が挙がりますよね。
個人的には霧が晴れて軍隊が怪物をやっつけてる姿にスカッとしたものを感じましたが。
まあいずれにしろ映画に感動しか求めないような人は無視していいんじゃないでしょうか・・・

いよいよ2018年も終わり。
今年もコメントいろいろありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたしまーす。
綾小路清隆(仮名)
2019年05月13日 00:40
「キャリー」は叔父にとっては思い出の映画らしく、「ミザリー」はうちの親父が何回も観たキング映画だったらしいですな。
先日、『ミザリー』を親父とテレビで観ましたよ♪
「グリーンマイル」は親父観てないけど、「ミザリー」は相当懐かしかったみたいでした…
「スタンド、バイ、ミー」のロブ、ライナー監督の映画だったんですねえ…「スタンド、バイ、ミー」の次ぐらいの映画だから、青春映画のノリを期待して観た人多分…だったかもw
あうち
2019年05月13日 18:12
ミザリー、私もついこないだ見ました!
足をベキッと折られるところがトラウマ・・・
あの怖いおばちゃん、タイタニックでデカプリオの味方になってくれた親切な人なんですね・・・
グリーンマイルはまだ見てないですねえ。
綾小路清隆(仮名)
2019年05月14日 00:19
『ミザリー』で、キャシー、ベイツは下馬評を覆してアカデミー賞を受賞してます(スティーブン、キング映画がアカデミー賞に輝いた例は意外すぎたらしいです)
この後の「パーフェクトカップル」というジョン、トラボルタが大統領選に挑む映画で、スキャンダル掃除人の役でキャシー、ベイツが出演し、トラボルタとエマ、トンプソンを食っちゃってるらしいですね…
『ミザリー』の保安官役だったリチャード、ファーンズワースは2000年に病気を苦に自殺しちゃってます…
あうち
2019年05月14日 11:06
あの保安官、最初はトムハンクスか?と思ったらぜんぜんちがいましたね笑
あっさり殺されて役立たず!

トラボルタじゃキャシーベイツにまったくかなわないのも無理ないですな・・・
綾小路清隆(仮名)
2019年08月31日 00:05
同じ霧が題材の名画?「ザ、フォッグ」を久々に観ました♪
ジブリ映画に飽きた人に納涼映画としてオススメしたいかも…(アニメ「女子高生の無駄づかい」までの時間つぶしで観たんだけどね…)
監督がジョン、カーペンターのゴシックホラーですなあ。この映画、後に「遊星からの物体X」でエイリアンデザインをするロブ、ボッティンが悪霊のデザインを努め、さらに船幽霊の船長を演じてもいます…
ジョン、カーペンターの幼なじみであり、後に映画監督にもなるトミー、リー、ウォーレスも船幽霊の役で出演してるって音声解説で語ってますね。
あうち
2019年08月31日 13:10
あ、ザフォッグ見たい!
あれはたしか、霧自体がモンスターなんでしたっけ・・・
TVではなかなかやってくれません。

私も女子無駄見てますよ笑
今週のワロタwww
一番好きなキャラはリリイさんです

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