【ネタバレ】映画「明日に向って撃て!」

BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID (1969)



明日に向って撃て! [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2012-09-05

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 明日に向って撃て! [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




時代が変わっても楽しめるアクションと名主題歌(ストーリーは・・・)

最初にバート・バカラックが担当した音楽のことから話しましょうね。
誰でも人生で50回くらいは聞いたことがある、有名な「雨にぬれても(Raindrops Keep Fallin' On My Head)」は、作中ではポール・ニューマンキャサリン・ロスが自転車で戯れるシーンで流れるだけですが、もっとバンバン流してほしかったですね。
さすがは映画音楽を代表する名曲!

雨にぬれても/B・J・トーマス
https://www.youtube.com/watch?v=7kjIN5mEf44

さて、この名曲に衝撃を受けたクリエイターたちによって「リスペクト曲」(パクリ曲でなく)がいくつか作られました。
TV時代劇「木枯し紋次郎」の主題歌「だれかが風の中で」は名曲として知られ、今でもCMに使われたりしてますが、作曲を担当した小室等さんは「雨にぬれても」を参考にしたと語っています。(ソースは「必殺仕掛人VS木枯し紋次郎」みたいなタイトルの番組)
こちらもTV史上に残る名オープニングですよねえ。

木枯し紋次郎OP 「だれかが風の中で」
https://www.youtube.com/watch?v=n4Smc_9ay5s

この他にもエンニオ・モリコーネが担当した「夕陽のギャングたち」とか
https://www.youtube.com/watch?v=QwP585m5Y1g

ステルヴィオ・チプリアーニ「ラスト・コンサート」なんかも
https://www.youtube.com/watch?v=6yoqNhfhW9s
「雨にぬれても」の影響があると思いますが、どうでしょう。
ここに名を上げた曲、すべて管理人の大好きな曲ばかりです。
バート・バカラック、偉大なり!


では、本編の話に移りましょう。
その昔、アメリカン・ニュー・シネマといって、犯罪者やドキュンな若者にやたら感情移入して作った映画がブームになったことがあり、まあ確かにキレイごとばっかりでは世の中つまらないことは確かですが、それにしても現代人が改めて見ると、「この監督は逮捕した方がいいんじゃね?」と思うような作品が多数作られました。
本作も単なる強盗をやたら美化しており、まったく感情移入はできないのですが、有名な俳優さんが演じているから、まあなんとなく最後まで見られるという感じ。
そう、ポール・ニューマンロバート・レッドフォードは大変素晴らしいのですが・・・ どう見てもギャングにはぜんぜん見えない。
特にポール・ニューマンがサッパリしすぎている。
もっとこうヒゲ面でムサ苦しかったり、汗や汚れでギトギトだっったり、あ、それだとマカロニ・ウエスタンになっちゃうね。
名作だなんだと言っても、マカロニからの影響もそこかしこに感じられますな。(たとえばホルスターを撃ち落とすトリッキーなガンプレイとか)
全編を通じてアクション・シーンが多く、アクション映画として水準高いです。
公開当時の予告編を見ても、絶壁からのダイブ列車爆破などにフォーカスしてるし、アクション要素の濃い映画として宣伝していたのは間違いないでしょう。

実在したギャングのブッチ・キャシディポール・ニューマン)とサンダンス・キッドロバート・レッドフォード)は列車強盗でウマウマ。
しかし鉄道会社はピンカートン探偵社に依頼して、スゴ腕の追跡者を差し向けてきた。
逃げても逃げても、どこまでも追ってくる死神のような男たち。
さすがの名高いギャング2人組も打つ手がなく、遠く南米ボリビアまで落ちのびる。
だが、ここにも追手が・・・

クライマックス、ボリビア警察に包囲された2人の必死の抵抗。
「ワイルド・バンチ」には及びませんが、映画史上に残る銃撃戦でしょう。
「なんでこんなところに来ちまったんだろうな」
「今度はオーストラリアに行こうぜ」
傷だらけの2人が覚悟を決め、建物の陰から飛び出すラストシーン
ストップモーションに、包囲した部隊の一斉射撃の音がかぶさる、有名なエンディングです。
描写はされてませんが、当然2人はハチの巣になって死んだでしょう。
悪党の当然の最期であり、ちっともかわいそうとは思いません。
これを「悲劇的なラスト」と感じるとしたら、それはやっぱりポール・ニューマンロバート・レッドフォードが死ぬのはかわいそうという気持ちに他ならず、やっぱり2人は犯罪者には見えないのです。
ま、でも主人公死亡ENDはやっぱりいい・・・











ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

蟷螂の斧
2019年06月23日 11:06
こんにちは。

>「雨にぬれても(Raindrops Keep Fallin' On My Head)」

これはまさに名曲ですyoutubeを見ると歌詞の日本語訳が出てくるものもあります。

>ポール・ニューマンとキャサリン・ロスが自転車で戯れるシーン

水野晴郎先生が絶賛していました

>ポール・ニューマン

主演映画「動く標的」を見ました。面白かったです

>あんな弱いニコルソンは初めて!まあ、若かったし・・・

そこからキャリアがアップ
あうち
2019年06月23日 13:15
名曲ですよねえ。今でもCMで使われてるし、50回どころか500回くらいは人生で耳にしてるでしょうね。
ただ自転車のシーンは何がいいのか、いまいちピンと来ません。
音楽がいいだけでは・・・

映画「動く標的」はネタバレ済でーす。原作小説も入手しましたが、まだ読んでません・・・だいぶ先になりそう・・・
蟷螂の斧
2019年06月25日 19:53
>「だれかが風の中で」

子供の頃に、親にリーバイスのジーンズを買ってもらいました
サービスで貰ったソノシート。3曲入り。真ん中に「だれかが風の中で」が入ってました。何度も聞きました。

>「動く標的」はネタバレ済でーす。

「エデンの東」のヒロインが、ああいう役。意外な感じでも名演です
あうち
2019年06月25日 20:40
なんと!ジーンズを買うとソノシートが!驚きのサービス・・・
私も「懐かしドラマ名曲集」みたいなCD買って何度も聴きました!カラオケも歌いました!

エデンのヒロインってジュリー・ハリスですね。
どんな役だっけ・・・ 見てからだいぶたつので、すっかり記憶の彼方・・・
蟷螂の斧
2019年06月28日 20:19
>驚きのサービス・・・

古き良き昭和の時代です

>カラオケも歌いました!

楽しそうです。ストレス発散になるでしょうね

>どんな役だっけ・・・

ジェームズ・ディーンが兄貴の彼女に・・・
でも撮影の裏話もいろいろ
あうち
2019年06月28日 21:30
あ、エデンの東はまだ見たことなくて・・・
怒りのブドウは何回かやったと思うんですけどエデンはなかなかやらないんですよね。
動く標的も見てからだいぶたってしまって、そもそもキャストどころかストーリーも忘れた・・・

この記事へのトラックバック

  • 『明日に向って撃て!』 1967年アメリカ

    Excerpt:  "BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID" [明日に向って撃て!] 先日、BSのスターチャネルで無料放映していたウェスタン作品『明日に向って撃て!』を観ました。 -.. Weblog: じゅうのblog racked: 2019-02-19 21:15