【ネタバレ】映画「エアポート'80」
THE CONCORDE... AIRPORT'79 (1979)
機体が回ってもゲロ吐くな!機長がドロンなら女性客は文句なし
大空スカイ映画祭り第3弾、正式なエアポート・シリーズとしては最終作、シリーズで最もトンデモなストーリーとなった「エアポート'80」ですワーイ。
「大空港」「エアポート'75」「エアポート'77」に続く第4作で、原題は「エアポート'79」なのですが、日本公開がズレこんだためタイトルが「エアポート'89」に変更となりました。
「Gメン'75」は年が明けても「Gメン'75」のままだったよ。
アラン・ドロンやエマニエル夫人シルビア・クリステルといったフランス俳優陣の出演、そして4回目の出番となるジョージ・ケネディ演じるパトローニはついにパイロットに昇格!
原作者アーサー・ヘイリーもビックリです。
今回の主役はなんといってもフランスの誇る怪鳥コンコルド。
かっけー!コンコルドさんかっけー!
まるでサンダーバードに登場するメカのよう。
本作はコンコルドをじっくり鑑賞する映画なので、ストーリーがアホアホでも構いません。
*** ネタバレあらすじ ***
パリからワシントンへコンコルドがやってきたよ。
機長がアラン・ドロン、スチュワーデスがシルビア・クリステルという、何かセクスィーな予感。
しかし環境保護団体が滑走路にバルーンを上げ、着陸を妨害。(第1の危機)
セクスィーな気分は吹き飛んだ!
ここでジョージ・ケネディのパトローニが合流、一気にパニック映画の雰囲気に。
ワシントンを飛び立ったコンコルドはパリを経由してモスクワに向かう予定。
だが乗客の1人が、とんでもないトラブルをかかえていた・・・
その乗客とは、アメリカの人気女性キャスター。
昨夜、軍事企業で働く男が突如自宅を訪ねて来て、「この機密書類をTVで公表してくれりんこ!」と言い残し、殺し屋に殺されてしまった!
その書類とは、軍事企業が不正とか悪いことをいっぱいやってきた証拠となるもの。(しかもその軍事企業の社長は女性キャスターの恋人ロバート・ワグナー)
明日はコンコルドでパリへ向かうというのに、持ってるだけで命を狙われるとんでもない書類を押しつけられてしまい、女性キャスター大弱り!
その書類を持ったままコンコルドに乗ってしまう女性キャスター、それを知ったロバート・ワグナーは事故に見せかけミサイルを発射、コンコルドごと恋人と書類を抹殺しようという大胆な行動に出る。
書類の内容よりも、自分の会社のミサイルがコンコルドを撃墜した方が大問題になるのに・・・
こうしてミサイルとコンコルドの空中チェイスが始まる!(第2の危機)
ま、ミニチュア特撮なのは仕方ない・・・
逃げ回ってるうちにアメリカ空軍がミサイルを撃ち落としてくれたよバンジャーイ。
だが決してあきらめないロバート・ワグナー、パリの手下に連絡して戦闘機を発進させ、コンコルドを迎撃せんとする!(第3の危機)
戦闘機VSコンコルドのありえへんドッグファイトが始まった!
ここで有名な「自動追尾ミサイルをかわすため、コクピットの窓を開けて(笑)信号弾を撃つ」という航空映画史上に残るアホアホなシーンが登場。(超音速機コンコルドの窓だよ?宇宙船の窓を開けるようなもの)
アラン・ドロンは海面ギリギリまで突っこんで急上昇するという必殺テクニックで戦闘機を葬り去る。
どうにかパリに到着、乗客たちはゲロも吐かずに無事だった。
ここで書類の内容を公表すればいいのに、「モスクワに着いてから」と先に延ばす女性キャスター。
自分が狙われてるのを知りながら警察にも相談せず、再び機上に。
どういう神経してんだよ、この女!
乗客たちもあれだけほどい目にあいながら、懲りずにコンコルドに乗りこむのであった。
3度目の正直、ロバート・ワグナーは手下を使って荷物室のハッチが空中で開くよう小細工。(サンダーバードの悪人のようになってきましたぞ・・・)
計画通り、飛行中にハッチが開いて気圧低下、ショックで床が抜けたりベコベコになるコンコルド。(第4の危機)
が、どうにかアルプス山中に不時着、機体が爆発する直前に乗客乗員は脱出。
そのニュースを見たロバート・ワグナーは、ようやくあきらめてピストル自殺するのだった。
めだしめでたし・・・ めでたいのは脚本書いた奴の頭だよ!
でもまあ改めて見直してみると、なんかおもしろそうなストーリーだな(笑
機体が回ってもゲロ吐くな!機長がドロンなら女性客は文句なし
大空スカイ映画祭り第3弾、正式なエアポート・シリーズとしては最終作、シリーズで最もトンデモなストーリーとなった「エアポート'80」ですワーイ。
「大空港」「エアポート'75」「エアポート'77」に続く第4作で、原題は「エアポート'79」なのですが、日本公開がズレこんだためタイトルが「エアポート'89」に変更となりました。
「Gメン'75」は年が明けても「Gメン'75」のままだったよ。
アラン・ドロンやエマニエル夫人シルビア・クリステルといったフランス俳優陣の出演、そして4回目の出番となるジョージ・ケネディ演じるパトローニはついにパイロットに昇格!
原作者アーサー・ヘイリーもビックリです。
今回の主役はなんといってもフランスの誇る怪鳥コンコルド。
かっけー!コンコルドさんかっけー!
まるでサンダーバードに登場するメカのよう。
本作はコンコルドをじっくり鑑賞する映画なので、ストーリーがアホアホでも構いません。
*** ネタバレあらすじ ***
パリからワシントンへコンコルドがやってきたよ。
機長がアラン・ドロン、スチュワーデスがシルビア・クリステルという、何かセクスィーな予感。
しかし環境保護団体が滑走路にバルーンを上げ、着陸を妨害。(第1の危機)
セクスィーな気分は吹き飛んだ!
ここでジョージ・ケネディのパトローニが合流、一気にパニック映画の雰囲気に。
ワシントンを飛び立ったコンコルドはパリを経由してモスクワに向かう予定。
だが乗客の1人が、とんでもないトラブルをかかえていた・・・
その乗客とは、アメリカの人気女性キャスター。
昨夜、軍事企業で働く男が突如自宅を訪ねて来て、「この機密書類をTVで公表してくれりんこ!」と言い残し、殺し屋に殺されてしまった!
その書類とは、軍事企業が不正とか悪いことをいっぱいやってきた証拠となるもの。(しかもその軍事企業の社長は女性キャスターの恋人ロバート・ワグナー)
明日はコンコルドでパリへ向かうというのに、持ってるだけで命を狙われるとんでもない書類を押しつけられてしまい、女性キャスター大弱り!
その書類を持ったままコンコルドに乗ってしまう女性キャスター、それを知ったロバート・ワグナーは事故に見せかけミサイルを発射、コンコルドごと恋人と書類を抹殺しようという大胆な行動に出る。
書類の内容よりも、自分の会社のミサイルがコンコルドを撃墜した方が大問題になるのに・・・
こうしてミサイルとコンコルドの空中チェイスが始まる!(第2の危機)
ま、ミニチュア特撮なのは仕方ない・・・
逃げ回ってるうちにアメリカ空軍がミサイルを撃ち落としてくれたよバンジャーイ。
だが決してあきらめないロバート・ワグナー、パリの手下に連絡して戦闘機を発進させ、コンコルドを迎撃せんとする!(第3の危機)
戦闘機VSコンコルドのありえへんドッグファイトが始まった!
ここで有名な「自動追尾ミサイルをかわすため、コクピットの窓を開けて(笑)信号弾を撃つ」という航空映画史上に残るアホアホなシーンが登場。(超音速機コンコルドの窓だよ?宇宙船の窓を開けるようなもの)
アラン・ドロンは海面ギリギリまで突っこんで急上昇するという必殺テクニックで戦闘機を葬り去る。
どうにかパリに到着、乗客たちはゲロも吐かずに無事だった。
ここで書類の内容を公表すればいいのに、「モスクワに着いてから」と先に延ばす女性キャスター。
自分が狙われてるのを知りながら警察にも相談せず、再び機上に。
どういう神経してんだよ、この女!
乗客たちもあれだけほどい目にあいながら、懲りずにコンコルドに乗りこむのであった。
3度目の正直、ロバート・ワグナーは手下を使って荷物室のハッチが空中で開くよう小細工。(サンダーバードの悪人のようになってきましたぞ・・・)
計画通り、飛行中にハッチが開いて気圧低下、ショックで床が抜けたりベコベコになるコンコルド。(第4の危機)
が、どうにかアルプス山中に不時着、機体が爆発する直前に乗客乗員は脱出。
そのニュースを見たロバート・ワグナーは、ようやくあきらめてピストル自殺するのだった。
めだしめでたし・・・ めでたいのは脚本書いた奴の頭だよ!
でもまあ改めて見直してみると、なんかおもしろそうなストーリーだな(笑
この記事へのコメント
「ジョージ・ケネディがパイロット、アラン・ドロンが機長、スチュワーデスは例の作品で機内で・・・のシルビア・クリステル、おまけにナビゲーターは『わらの犬』で○○遅れの大男デビッド・ワーナー。あんた、こんな飛行機に乗りたいか?」とウェイン町山先生が書いています(笑)。
>シリーズで最もトンデモなストーリーとなった
有り得ない場面がたくさんありました(爆笑!)でも、いいんじゃないですか?
あと怪しい怪獣映画のやつ
でも確かに名作といわれる映画よりもタダメなB級映画の方が印象に残ることありますよね。
このブログで紹介してる映画もほとんどB級だなあ・・・
スチュワーデスがクリステルというのはアリではないでしょうか笑
ジョージケネディはパニック展開の匂いプンプンでいやですが
あっはっはっ!そこなんですよ。いかにもC級映画。それがまたいいですね(笑)。
>「自動追尾ミサイルをかわすため、コクピットの窓を開けて(笑)信号弾を撃つ」という航空映画史上に残るアホアホなシーン
「底抜け超大作」で読みました。一度その場面を見たかった!そして映画でその場面を見るまで随分長い年月を要しました。ムービープラスに感謝です!
窓を叩き割ればいいのに・・・
でもコンコルドのカッコいい姿を見れば空中戦させたい気持ちもわかる。
ダビンチコードもそうだけど秘密を消そうとして殺人に走る、それもものすごいド派手に殺そうとするという発想。
秘密を宣伝したいとしか思えない!
ま、そこがハリウド映画・・・
これまた爆笑!有り得ない話です。
>どうにかアルプス山中に不時着、機体が爆発する直前に乗客乗員は脱出。
お客様。そこまでお付き合いして下さって、誠にありがとうございます!
>ロバート・ワグナーは、ようやくあきらめてピストル自殺
私生活では、彼の妻は・・・・・。
映画以上のミステリー!
ダイヤモンド・フォーエバー!
しかもワグナー自身もオースチンパワーズではラルゴのパロディやってますよね
なかなかカッコいい人なのに・・・
でもどんなにひどい目にあってもコンコルドに乗りたい気持ちわかる!