【ネタバレ】「不死鳥(フェニックス)を倒せ」 アダム・ホール

THE BERLIN MEMORANDUM (1965)
Adam Hall


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英国情報部員クィラーVSナチスの残党フェニックス

真夏のスパイ小説祭り第4弾、これも絶版中のクィラー・シリーズから第1作「不死鳥を倒せ」をお送りします!
プロフェッショナルな男クィラーの一人称視点で描かれるこのシリーズ、イギリス版ゴルゴ13といった雰囲気。
クィラー初登場の本作は緊迫感あふれる力作なのですが、この後の作品も読んでみたら、なんか入りこめなくて途中で投げ出してしまうんですよなー。
まあでも本作がこんなにおもしろいんだし、他のももう1度チャレンジしてみようかな。
「さらばベルリンの灯」の邦題で映画化されており、ジョン・バリーのテーマ曲は名曲らしい、見てないけど。
これか。
https://www.youtube.com/watch?v=higvzheyxE4
「ロシアより愛をこめて」マット・モンローが歌うボーカル・バージョンもあった!
https://www.youtube.com/watch?v=0WGL_ODpjSM


第2次大戦からしばらくたったころのベルリン。
当時のドイツにはまだナチスの残党がウヨウヨしており、しかも要職についている戦犯も多い。
そしてナチスの復活をもくろむ地下組織も・・・
そう、フォーサイス「オデッサ・ファイル」と共通する世界観です。
英国情報部から出向し、ドイツ警察(Z警察という戦犯追跡専門の機関)に協力している情報部員クィラー
任務が完了し、帰国しようとした矢先、新たな任務のオファーが。
ハインリッヒ・ツォッセンが生きてドイツにいるで・・・ 捕まえとくれー」
ツォッセンの名を聞いて、忘れられない過去を思い出すクィラー
かつて親衛隊将校だったツォッセンは、森の中でユダヤ人の集団を処刑した。
その時、ユダヤ人の1人が「少しだけ時間をくれ。最後のお祈りがしたい」と申し出る。
ツォッセンは腕時計を見て、「昼食の時間に遅れるからダメ」と一蹴。
物陰からそのやりとりを見ていたクィラー、あまりの非人間性にショックを受け、それ以後「昼食」という言葉を聞くだけで吐き気を催すようになってしまった。
ツォッセンだけは絶対に許せない、捕えて裁きを受けさせる!

それまで表に出ないように活動していたクィラーだが、この日から堂々とZ警察に同行、市内に潜む戦犯を派手に捕えて回り、新聞にも顔をさらす。
わざとツォッセンの組織からマークされるよう、仕向けているのだ。
そんなある日、ヒトラーの身近で生まれ育った女インガと知り合う。
サドっぽい衣装を身にまとい、大型犬をボディガードとし、いまだに心の奥底ではヒトラーへの敬慕が消えない女インガはしかし、ナチス再興を企てる「フェニックス」という組織を抜け、命を狙われる身だった。
ついつい彼女のアパートへ通ってしまうクィラーだが、ある日フェニックスの隠れ家へと拉致される。
そこで待っていたのがフェニックス隊長オクトーバー
映画版では、当ブログに頻出のマックス・フォン・シドーが演じてる模様。
薬物拷問にも耐え抜くクィラーに業を煮やしたオクトーバー、「殺して池に捨てろ」

池の中で意識が戻ったクィラー、奇跡的に生還。
そしてそのままインガのアパートへ・・・ そこへオクトーバーの襲撃!
クィラーの行き先を突きとめるため、わざと生かして解放したのである。
「お前の知ってることを吐かないと・・・」
クィラーを責めても口を割らないので、かわりにインガを拷問するオクトーバー。
絶体絶命のピンチに、クィラーは「自ら失神する」という必殺技で対抗。
意識が戻ると、インガが泣いているだけで、あとは誰もいない。
だがオクトーバーの狙いは、ベルリンにおける英国情報部の拠点を突きとめることにあった。
フェニックスが企てる計画を、情報部はどこまでつかんでいるのか?
意識が戻ったクィラーは必ず情報部と連絡を取るはずだ・・・
執拗な尾行と監視に気づいてるクィラーは、決して情報部拠点に近づかないし、連絡も取らない。
たった1人で、孤独な神経戦が始まった。

ついにフェニックスの本拠地を見つけ出し、インガとともに乗りこむクィラー
そこでは「総裁」と呼ばれるフェニックスの指導者が、北アフリカから始まるナチス残党による軍事蜂起を企てていた。
まもなく開始されるこの攻撃作戦は、決して止めることはできない。
「今から君たちが何をしてもムダだから、君も生かして帰してあげよう」と、今回も解放されるクィラー
例によって尾行がついてくる。
フェニックスとしては、できればクィラーを使って英国情報部の拠点を突きとめると同時に急襲、完全に何者にも邪魔されない状態になってから計画をスタートしたい。
だがクィラーがどこまでも1人で行動し、拠点を暴かれないようにするつもりなら、仕方ないのでクィラーを始末、そのまま計画をスタート。
相手側の考えが手に取るようにわかるクィラー、「どの時点で敵は自分に見切りをつけるか」
そのタイミングを計りながら、慎重にベルリン市内を動き回る。

そしてホテルの駐車場に止めてあったレンタカーのベンツに乗りこもうとした時・・・ ふとイヤな予感がして車体の下に潜りこむと、そこには爆弾が仕掛けてあった。
ついにフェニックスクィラーに見切りをつけ、消しにかかってきたのだ!
クィラーは爆弾が振動で落ちやすい状態にしてエンジンをスタート、車から降りて物陰に避難した。
やがてベンツは大爆発、フェニックスの監視員は「クィラーは死んだ」と思いこみ、引き上げていく。
そしてようやく情報部拠点と連絡を取るクィラー、だがフェニックス本部に軍隊が突入するのは、もう少し待ってくれ!

今はロープストと名乗り大臣の地位についている人物。
彼のオフィスを訪ねるクィラー、「聞かせてもらおうか、何もかも」
ロープストこそフェニックス総裁であり、探し求めていたツォッセンだった。
ドアに鍵をかけ、用意したテープにすべての計画を吐かせる。
万が一フェニックス本部の手入れが失敗しても、これで計画の全貌はわかるし、手入れを事前に察知されてツォッセンに逃亡される恐れもない。
ツォッセンはテープを残して自殺したようだが、オクトーバーはどうした?
インガフェニックスのまわし者だと思っていたが、半分まわし者だが半分はクィラーについていたようだ。
あと細菌兵器もからんでいたのだが書くの忘れたー。
敵が手強くて、中盤以降クィラーのピンチが続き、ハラハラさせてもらいました。



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