【ネタバレ】「金門橋」アリステア・マクリーン

THE GOLDEN GATE (1976)
Alistair MacLean


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爆弾仕掛けた金門橋に大統領一行を釘づけ、人質に!

秋の冒険小説祭り第1弾!
冒険小説の王者アリステア・マクリーン「金門橋」をお送りします。
いまどき英国冒険小説など取り上げてるブログも、ここぐらいなんじゃないかなー。
たとえオワコンとわかっていても、しつこくプッシュしますぞ!
マクリーンは王者といわれるほど、このジャンルの代表的作家でありますが、作家生活前半のうちにエネルギーを使い果たして、後半はスカスカな作品ばかり。
そんなスカスカ時代にあって、本作はわりと楽しめたような記憶があったのですが、久しぶりに再読したらやっぱりスカスカだわー。
そもそも再読する価値のない作品でしたが、読んでしまったので、せっかくだしレビューするわー。


アメリカ大統領や市長、エネルギー政策を話し合うために訪米中だったアラブ国王など、えらい人たちをいっぱいに乗せた豪華バス(そしてその前後に警備陣や記者団を乗せたバス)がサンフランシスコ名物の金門橋を渡りかかった時・・・ 小さな爆発が起こり、車列は停止する。
プロの犯罪者ブランソンが企てた世紀の人質計画が幕を上げたのだ!
運転手や警官に変装していたブランソン一味がバス内のVIPを人質に取り、橋脚に爆薬を取り付け、橋の両端に鋼鉄のゲートを設置する。
訓練されたプロ集団である一味の目的は、大統領たちVIPの身代金として現金3億ドル、さらに金門橋自体も人質であり、その分が2億ドル。
まさに犯罪史上最大級の身代金だ。
悪党ながら知的でスマートなブランソン、必要がない限り殺人は行わない主義。
大統領に同行していた記者団には自由に取材させたり、TV撮影隊を呼んで橋の上で記者会見したり、なかなかにさばけた人物だ。
もちろん一流レストランから人質のために食事とワインを取り寄せるし、移動式トイレも用意してあげる。
しかし、その自信たっぷりの寛大さが命取りとなるのだ・・・

たまたま偶然、記者団の中には新聞記者に変装したFBI職員リブソンが紛れこんでいた!
橋の上ではかなり自由度があるのを利用して、橋の欄干からスルスルーと糸に付けたメッセージを下ろしていくと、金門橋の下を通過する潜水艦がそれを回収、リブソンの上司のもとへ届ける。
さらに女性記者が気分悪くなって救急車で運び出される(演技)、そしてまた取材のために戻って来るのを利用して、毒薬発射ペンなどいろんな小道具をゲットするリブソン
ブランソンリブソンが怪しいと感じながらも、ちゃんと監視するか拘束するかしないため、リブソンは隙を突いてコソコソと暗躍。
ブランソンの部下をこっそり始末したり、爆薬解除したり、脱出用のヘリも動かないようにしたり、あーもうブランソン詰んだわ。

最後にブランソン大統領1人を人質とし、(故障しているとも知らず)ヘリで脱出を試みる。
後部座席に隠れていたリブソンが彼を捕獲しようと動いた時、うっかり音を立ててしまう。
ヘリが飛ばないと気づいたブランソンは丸腰のリブソンに銃を向けるが・・・
大統領がステッキで彼を殴り飛ばし、ついに捕える。
うーん、しょぼい悪党だ・・・
おのれの計画を過信して、よゆうブッこきすぎて敗れたブランソン
ふつうに記者団を退去させていれば計画は成功したかも・・・
それ以前に小説として、登場人物が淡々とゲームをしているようで、あまり盛り上がらないし、マクリーンは引退すべき!









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