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zoom RSS 【ネタバレ】 「電気処刑器」 デ・カストロ&ラヴクラフト

<<   作成日時 : 2017/11/26 22:39   >>

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THE ELECTRIC EXECUTIONER (1930)
Adolphe Danziger De Castro & Howard Phillips Lovecraft



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★登場する怪物★ なし

解説によると本作は、デ・カストロが単独で執筆した最初のバージョンが残ってるそうで、それとラヴクラフトが手を加えた完成版を比べると、ラヴ先生の添削によって、いかにマトモな作品となったか一目瞭然だそうです。
確かに、まあまあ読めるレベルに仕上がってます。

ある鉱山会社に会計士として勤めている私は、急きょメキシコへ向かうことになった。(来週には結婚式を控えているというのに!)
現地の鉱山の副監督フェルダンが会計資料を盗んでトンズラしてしまい、大至急そいつを捜索して捕まえて書類を取り戻せ!という指令。
このフェルダンという男、暇を見ては怪しい研究や発明に打ちこみ、原住民が崇拝する怪しい神(クトゥルフとか)にも精通しているらしい。
私は夜行列車に揺られ、メキシコシティへと向かうが・・・
個室に1人で座っていたはずなのに、気がつくと片隅に怪しい大男がいる!
その目は明らかに正気ではない。
「最近アメリカでは死刑に電気椅子を使ってるそうだな・・・ あんあものはゴミだ! 私の発明した、この処刑器に比べれば・・・」
怪しいバッテリーに接続された怪しいヘルメットを取り出す男。
「あんたには、こいつの実験台になってもらおう」
私、大ピンチ!
時間を稼ぐため、「家族に遺書を書きたいので待ってくれ」と頼んだり、「アメリカの企業に君の発明品が売りこめるよう、紹介状を書いてあげよう」とごまかしたり。
ついには、「新聞社にも紹介の手紙を書いてあげるから。実際にその処刑器を装着した図を描きたいから、ちょっとかぶってみて」と上手くのせると、男はその気になって怪しいヘルメットをかぶってみせるのだった。
「図を描いたか?手紙書いたか?早くしろ、時間がない」
もうこれ以上時間を引き延ばす手がない私は、メキシコの原住民が崇拝する神を称えてみることにした。
「イアイア!クトゥルフ・フグダン!」
すると男は興奮して、クトゥルフを称える踊りを踊ろうとして、うっかりバッテリーのスイッチを押してしまう笑
「うぎゃああああ!」


★衝撃の結末★

気がつくと、私は個室で失神していたようで、車掌に介抱されていた。
男の死体が転がってるかと思いきや、男の姿はどこにもない。
鉱山に着くと、フェルダンの焼け焦げた死体が見つかったと報告が入っていた。
書類も無事に回収できた。
実際に死体と対面すると、例の怪しいヘルメットをかぶっている。
すると、あの男がフェルダンだったのか・・・
死体の胸のポケットからは、私が書いて彼に預けた遺書も見つかった。
逃亡して洞窟に隠れていたフェルダンは、「何者かが自分を捕まえようと強い意志をもってやってくる」のを察知、魔術によって空間を飛び越え、夜行列車の私の個室に出現したらしい。
私は祖国に帰って無事に結婚もできたし、よかったよかった。











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