【ネタバレ】 「見えず、聞こえず、語れずとも」 エディ・ジュニア&ラヴクラフト

DEAF, DUMB, AND BLIND (1924)
Clifford Martin Eddy Jr & Howard Phillips Lovecraft



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★登場する怪物★ 湿地帯に住む角のある種族

幻想的な作風の詩人リチャード・ブレイクは戦争で両目・両耳を失い、さらに声も失った。
男版ヘレン・ケラーである。
それでも献身的な召使のおかげで、さして不自由もなく生活も執筆活動もして、さらにとある町の湿地帯に面する忌まわしい言い伝えのある屋敷を買い取って改装して、気楽に暮らしていた。
だがある日、町の人々が恐れていた事態が・・・

召使がほとんど発狂状態で屋敷を飛び出し、近隣の家に助けを求めてきた。
モアハウス医師をはじめとする救助隊が屋敷に到着すると、中からはタイプライターの音が・・・
するとブレイクは無事で、何事もなく執筆しているのか?
だが書斎で発見された変わり果てたブレイクの死体は、明らかに死後数時間が経過している。
タイプライターを打っていたのは何者なのか?
封印されたはずの隣室の窓は、呪われた湿地帯に向かって大きく開かれていた・・・


★衝撃の結末★

机の上に散らばっていたタイプ用紙を回収したモアハウス医師は、自宅でじっくりと読み始める。
途中までは、まちがいなくブレイク自身が打ったものだ・・・

原稿の執筆中に地震(この屋敷だけ)が発生、召使が呼び鈴を押しても現れない・・・
不快なにおいが漂ってくる・・・
誰かが間違いなく、この部屋にいる・・・
耳鳴りがして、聞こえないはずの耳に不気味な詠唱が聞こえてくる・・・
真夏なのに冷たい風が吹きこんで、見えない指が私の肩をつかんで・・・

ここまではブレイクだが、最後の一文はタイピングの癖も文体も、明らかにブレイクではない。
「死すべき人の魂は(中略)・・・至福の始まりにすぎぬ・・・」

これまで安直なネタが多かったエディ・ジュニアですが、最後に新機軸を打ち出してきました。
ヘレン・ケラー状態の人物が体験する怪異、なかなか新鮮です。
最後の湿地から出てきた怪物が記したと思われる一文、これがちょっと意味不明で、ここがビシッと決まると傑作になったと思うのですが・・・
ネクロノミコン「死もまた死するさだめなれば」みたいなカッコいい文がほしかった。



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