【ネタバレ】 「アロンゾウ・タイパーの日記」 ラムリイ&ラヴクラフト

THE DIARY OF ALONZO TYPER (1935)
William Lumley & Howard Phillips Lovecraft



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★登場する怪物★ 朦朧とした怪物

別巻のネタバレも残り3作品となりました。
本作はだいぶラヴ先生の手が入ったらしく、雰囲気はあるのですが、主人公が呪われた一族の血を引いていたというオチが「インスマウスの影」と同じようで新鮮味がないなあ。
オカルト研究家のアロンゾウ・タイパーは世界中を回って謎と神秘の研究をしていたが、ニューヨーク州などという秘境でもなんでもないところで失踪してしまった。
彼の生存が最後に確認されたのは、今では倒壊したヴァン・デル・ハイル一族の館。
警察の調査の結果、現場から彼の記した日記が発見された・・・
というわけで、以下は日記の内容。

呪われた魔術師の一族ヴァン・デル・ハイルの廃屋同然の館に、まだ人類が知らぬ秘密の知識を求めて、私は調査にやって来た。
地下には鉄の扉で閉めきられた秘密の部屋があり、鍵がないので入れない。
姿の見えない、かなり大きな怪物が館を徘徊しており、時おり私を前脚で攻撃してくる。
屋根裏には「ネクロノミコン」「エイボンの書」などの魔導書が揃っており、ヴァン・デル・ハイルの日記も見つかった。
彼は忌まわしき古代都市イアン=ホーの研究をしており、魔術によって時を越え、その地を訪れたこともあるらしい・・・
一族の肖像画が、まるで生きているように私を見つめる。

★衝撃の結末★

館のすぐ近く、丘の上に古々しい石柱が並んでおり、そこで何かの儀式が行われていたようだ。
魔女の祝宴であるワルギルプスの日が近づくにつれ、丘の上に怪しい雲が垂れこめ、稲光が光る。
朦朧とした怪物はしだいに実体化してきており・・・ 私はついに、地下の秘密の部屋の鍵を見つけてしまう。
それはヴァン・デル・ハイルが古代都市イアン=ホーで手に入れ、私のために用意したものだった。
そう、私の家系をよくよく調べてみると、ヴァン・デル・ハイルの血を引く一族だったのだ!
実体化した前脚が私を捕え、地下へと引きずっていく。
この鍵で秘密の部屋の扉を開けるのが、私の役目だったようだ・・・

というところで終わってますが、怪物に引きずられながら日記を書き残すとは、大したものです。
秘密の地下室イアン=ホーへの入口なのでしょうか?
怪物の正体も、地下室の秘密も明かされないままなので、ちょっと欲求不満。






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