【ネタバレ】 映画「Wの悲劇」

Wの悲劇 (1984) 角川映画



Wの悲劇 ブルーレイ [Blu-ray]
角川書店
2012-09-28

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト




こわいよ、おじい様・・・ 誰かがおじい様を殺しに来るよ

ピエール瀧、大変なことになってしまいましたね・・・
NHK-BSではピエールの出演してる「Always」を急きょ「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」に差し替えましたが、薬物中毒で死亡したリヴァー・フェニックスが出てるけど、それは構わないのかwww とネットで話題になってました。
管理人も多くの識者の皆さんと同様、作品に罪はないので映画やドラマはふつうに上映・放送して問題ないと思っています。
クレームが来たら、その件数と同じ数だけピエール瀧をムチ打ちの刑にすればいい。

というわけで改元記念の邦画祭り最終回!
女優として成長したヤクシマール主演の角川映画の良作、「Wの悲劇」でーす。
なんかタイトルが、どこかの名作ミステリーのパクリっぽいけどなー。
監督は「めぞん一刻」澤井信一郎
主題歌「Woman "Wの悲劇"より」ユーミン作曲、松本隆作詞のゴールデンコンビ!
https://www.youtube.com/watch?v=spdyRCGWGPA

今回ウイキを見て初めて知ったんですが、夏樹静子の原作小説は劇中劇の部分だけで、その外側の劇団をめぐる物語はアーウィン・ショーの短編を参考にしたそうです。(これには夏樹静子も愕然としたって)
いわば夏樹静子という「アンコ」を、アーウィン・ショーという「パン」で包んだ「アンパン」・・・ これはこれで夢のタッグかもしれませんぞ!
でも予告では、「クリスティークイーンを凌ぐ夏樹静子の傑作ミステリー」って笑
調子に乗りすぎでは笑

では、まず「アンコ」に該当する夏樹静子原作の舞台劇、「Wの悲劇」のあらすじから。
演出家として蜷川幸雄が出演、本人そのままの乱暴な演出家を演じてますが笑
蜷川さんは自分の演技が気に入らなかったら、自分で自分に台本を投げるのか?)
とあるお金持ちの別荘に一族が大集合。
ヒロインの母(三田佳子)が、おじい様を殺っちまって、さあ大変。
母をかばい、自ら罪をかぶるヒロイン。
「わたし、おじい様を殺してしまった!」
でも誰も本気にしませんよ、どうせギャラが一番高い人が犯人なんです。
ところが真犯人は母ではなく、いつもは不気味な悪役が印象的だが今回は善人かなーと思っていた清水紘治
「新・必殺仕置人」最終回、「あんたの思った通りだよ、諸岡さん」同心・諸岡役が有名ですね。
これ
https://www.youtube.com/watch?v=eoczd4YmAi8
せっかく三田村邦彦が出演してるし、かんざしで仕置してほしかったなあ。

で、この劇中劇をめぐる、アーウィン・ショーをパクったのではと騒ぎになったメイン・ストーリーは以下のような感じ。
田舎から出てきて劇団の研究生としてがんばる主人公・三田静香ヤクシマール)。
「Wの悲劇」の主演を取りたいなあ、でもオーディションで落ちて女中の役、ゲットだよ!
役者崩れの押しかけ恋人(ストーカーとも言う)の世良公則が慰めてくれるが、やっぱり悔しいムキーッ!

そんな時、大逆転のチャンスがめぐってきた。
ヒロインの母役を演じる予定の大女優(三田佳子)のパトロン(仲谷昇)が腹上死。
スキャンダルを避けたい大女優は、たまたまホテルの部屋が隣りだった静香に、身代わりになってもらうことに。
やっぱりギャラが一番多い人=三田佳子が犯人だったな・・・
大女優の代わりに、「パトロンのエロじじいに死なれてしまった若手女優」を見事に演じ切り、過酷な記者会見にも耐え抜く静香
その見返りとして、大女優の力でヒロイン役交替、静香「Wの悲劇」のヒロインとなった!

それにしても三田佳子、都市伝説と思われていた「枕営業」の存在を思いっきり認めてしまってますが、いいんですかねえ笑
あと、例の次男ですが・・・ この映画を見た後だと、もしかして覚せい剤をやっていたのは三田で、息子を身代わりにしたのでは・・・ なんてゲスな勘ぐり、したくなりませんか?

舞台は大成功、静香は今や拍手喝采に包まれる大スター。
ロビーで記者たちに囲まれ祝福されていると、そこに・・・ 静香に蹴落とされた元ヒロイン役だった女優(高木美保)が包丁を手に現れ、「我は真実を知ったなり!汝に天の裁きを下す!」
危うし静香! が、世良公則が間一髪飛び出し、静香をかばって包丁を腹に受ける。
死んだ? 死んだ? いや死ななかったー。

退院した世良公則は、真実を暴かれ全てを失った静香にプロポーズ。
が、静香はそれを拒否って、いつか女優として復帰することを誓い、会釈して去っていくのだった。
体を張ったのに報われない世良公則も気の毒だな・・・


薬師丸ひろ子出演作品のネタバレ
「野性の証明」
https://puripuriouch.at.webry.info/201411/article_14.html
「戦国自衛隊」
https://puripuriouch.at.webry.info/201710/article_16.html

三田村邦彦出演作品のネタバレ
「必殺! THE HISSATSU」
https://puripuriouch.at.webry.info/201401/article_1.html
「必殺!III 裏か表か」
https://puripuriouch.at.webry.info/201505/article_7.html
「必殺4 恨みはらします」
https://puripuriouch.at.webry.info/201511/article_4.html
特別編必殺仕事人「恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊」
https://puripuriouch.at.webry.info/201708/article_8.html
必殺シリーズ10周年記念スペシャル「仕事人大集合」
https://puripuriouch.at.webry.info/201708/article_9.html











ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

蟷螂の斧
2019年05月02日 06:31
>本人そのままの乱暴な演出家

映画監督も色々だそうですね。怒りまくる人もいれば、穏やかな人もいる

>三田佳子

この頃から40代の美しい熟女を売りにしていました
しかし、その後は色々あり過ぎました・・・

>パトロンのエロじじい

仲谷昇さん。私生活では3回も結婚してるんですね

>「ケアレス・ウィスパー」

ジョージ・マイケルも波乱万丈の人生でした
あうち
2019年05月02日 11:09
蜷川さんのようなタイプは、これからの時代はパワハラ扱いなんでしょうね・・・

三田圭子、育てられないなら子供を産むべきではなかった・・・
次男には子供の頃から数万円ものこずかいを与えていたらしいです。

仲谷昇さんの名前を記入するの忘れてました。修正しとこうかな

ワムも薬物騒動いろいろありましたね。
正直ドラッグと人類の文明には深い関わりがあって、これはもう永遠に解決しないと思います。
蟷螂の斧
2019年05月03日 13:57
>蜷川さん

映画「蛇にピアス」で監督を務めましたが、「舞台と映画は違う」と厳しい意見を言う人もいました

>育てられないなら子供を産むべきではなかった・・・

唐十郎さんの劇団に入れた事もありましたね

>仲谷昇さん

ひょうきん族に出てたのを思い出しました

>ワムも薬物騒動いろいろ

それと彼は・・・
あうち
2019年05月03日 21:53
録画したジェンマの「カルフォルニア」というマカロニを見てたら、もうこんな時間・・・

あ、蜷川さん、映画も撮ってらっしゃるんですか。
まあでも他人に厳しい人が、自分が他人から厳しくされることもある、それは仕方のない子と・・・

どうも仲谷昇さんの記憶があいまいで、出演作もけっこう見てるのにボヤけてます・・・ ウイキで確認したら4本は当ブログで取り上げてるのですが。
これが名バイブレーヤーというものでしょうか?

ワムってホモだったんでしたっけ・・・
蟷螂の斧
2019年05月04日 06:08
>清水紘治!

冷徹な役が似合います
以前大谷直子の旦那だったんですね。

>自分が他人から厳しくされること

映画評論家は、どうなんでしょう?他人に対して厳しい意見。自分は言われない?

>これが名バイブレーヤー

脇役として色々なキャラを演じる

>ワムってホモだったんでしたっけ・・・

ウィキを見るとそうですね。

>三田佳子

唐十郎「私の劇団は厚生施設ではない(例えば)朝と昼に魚市場で汗水垂らして魚切りの仕事をして、夜に芝居の稽古をする人もいるんだ
実際、役者だけで食っていける人は少ない。映画やドラマに出てる人でも、役者だけで食っている人はそのうち10%ぐらいだそうです。厳しい世界なんです
あうち
2019年05月04日 11:04
清水紘治、いい悪役ですよね。大谷さんの旦那だったですか。

町山さんという評論家は最近叩かれてるようです。
こないだイマジンの歌詞をめぐってバトルしていました。

うーん社会復帰のために劇団に入れるという親の発想がわからんですね。
むしろ社会からはみ出たような?ところなのに・・・
声優さんも食べていける人はほんのひとにぎりで、けっこう名前を知られてもコンビニでバイトとかしてるみたいですねー
蟷螂の斧
2019年05月05日 12:05
ウェイン町山さんはズバズバと本音を言う人ですからねえ
映画秘宝でも「歯に衣着せぬ」と言う感じです。
テレビで見ると穏やかで優しそうに見えますが

>けっこう名前を知られてもコンビニでバイトとかしてるみたいですねー

ビートたけしさんがオールナイトニッポンで言ってた事を思い出します。
「007の声で有名な人も貧乏な暮らしをしてるらしいじゃないか
でもバイトしながら役者を続ける人達は本当に立派です
名古屋の小劇場で熱演される役者さん達がまさにそのタイプです。
あうち
2019年05月05日 20:29
町山さん、TVにも出てるんですか。
TVはほとんど見ないからなあ・・・

漫画家や作家でもそうですが、目が出ないままバイトをしながら年老いていくひとがおおぜいいますよねえ。
夢を追うっていうのは、きれいごとじゃないですねえ・・・

007の声って若山さんかな?
蟷螂の斧
2019年05月06日 08:01
>町山さん、TVにも出てるんですか。

そうです。まあ僕も定期的に見る訳ではなく、偶然見た程度です。

>目が出ないままバイトをしながら年老いていくひと

中学時代の同級生。作家になりたくて上京
しかし、来た仕事は中古車を紹介する雑誌のライター
夢破れて、親父さんの家業を継いで今はインドネシア。

>007の声って若山さんかな?

そうです。
そう言えば広川太一郎さんはプロダクションには入らずに電話一本で仕事を引き受ける一匹狼みたいな人だったそうですね。映画宝島「異人たちのハリウッド」に広川さんへのインタビューが載っています。
あうち
2019年05月06日 13:50
へー広川さん、フリーだったんだ・・・
まあ、あれほどの大御所ならば可能だったんでしょう。
若山さん、貧しい生活をしておられたのですか・・・
洋画吹き替えはアニメに比べて格段にギャラがいいらしいですが、映画の放送も昔に比べると格段に少なくなってしまいましたからね。

それでもご友人、家業があったのは幸いかもしれませんね・・・

この記事へのトラックバック