【ネタバレ】 映画「十戒」

THE TEN COMMANDMENTS (1956)



十戒(2枚組)[AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
パラマウント
2018-03-27

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト




モーセよ、申せ! シナイ山で悪いことはシナイと

懐かし名画間祭り第5弾、セシル・B・デミル監督の「十戒」
原作は神。(旧約聖書の「出エジプト記」より)
子供の頃から「じゅっかい」と読んでましたが、ウイキを見たら「じっかい」と読むようです、知らんかったわー。
キリスト教にうとい方のために説明しますと十戒とは、高慢・貪欲・嫉妬・憤怒・色欲・怠惰・大食い、あと3つはなんだっけな?
ともかく神が「これをやってはイカン!」と戒めた10個の悪徳のこと。
「大食い」はたとえばステーキだったら、何グラムから「大食い」になるのかしら?
アメリカ人は全員、この罪を犯してるんじゃないの?

全米で公開された歴代のヒット作を物価の変動を考慮して並べ直した興行収入ランキングにおいて、本作は5位くらいに入っていたようです。(ちなみに1位は「風と共に去りぬ」
つまりアメリカでは相当な大ヒットのメジャー作ということですな。
たしかに聖書の世界を圧倒的な特撮とスペクタクルで再現した本作、当時のクリスチャンの方には大興奮と感動の連続だったことでしょう。
が、信者でもない現代人が見ても、正直「フムフム・・・」と感心する程度でしょうか。(高慢)

キャストは主人公モーセチャールトン・ヘストン
モーセのファンじゃないので、合ってるかどうか論評できません。
その宿敵ラメセスに眼ヂカラはんぱないユル・ブリンナー
これはめっちゃ合ってます、彼以上のラメセスは存在せんでしょう。
で、モーセの使い走りとしてチョコマカ動き回るヨシュアジョン・デレク
この方、後にボー・デレク(色欲)を妻とするんですよね・・・
ムキーッ 石に潰されて死ねばいいのに・・・(嫉妬)
気になったのが、ある出演者に対する監督のハラスメント。
オープニング・クレジットから、これを見ていただきたいのですか・・・

画像

ヴィンセント・プライス=バカ」 なんという侮辱!(憤怒)

さてストーリーは原作(聖書)にわりと忠実なので、書くのは面倒なのですが(怠惰)
昔々、エジプトではヘブライ人(ユダヤ人)を奴隷としてピラミッドを建造していたよ。
「ピラミッドは奴隷がムチでしばかれながら作った」という風評被害の源は聖書だったか・・・
その後の研究で、ピラミッド建造は農閑期の農民に仕事を与えるための社会政策の一環らしいと解明されました。

しかし「ヘブライ人の中から救世主が現れる」という噂が広まり、エジプト王はすべてのヘブライ人幼児を虐殺。
ただ1人、赤子のモーセだけは姉が籠に入れて川に流してくれたおかげで助かった。
たまたま子宝に恵まれないエジプト王の妹が川辺で湯浴みをしていたら、ドンブラコドンブラコとモーセを入れた籠が流れてきたよ。
「まあ、なんてかわいい男の子! この子を私の子として育てましょう」

こうしてモーセはエジプト王の正当な跡取りラメセスとともに育てられ、その優秀さ高潔さからラメセス以上に王のお気に入りとなっていく。
もちろんラメセスはそれが気に入らない。
やがてモーセの素性がスッパ抜かれ、エジプト追放。
シナイ半島の砂漠をさまよううち、モーセは神のお告げを受ける。

ヒゲも立派な預言者としてエジプトに帰還したモーセ、「ヘブライ人を解放しないと災いがエジプトを襲うぞ!」
新たな王となって即位したラメセスがそれを拒否、だが次々襲いくる災いにいったんはギブアップ、ヘブライ人を解放。
こうして自由民となって砂漠へと旅立つヘブライの民、これが「出エジプト(エクソダス)」だよ!

だがラメセスの実子までもが災いによって亡くなっており、怒りの収まらないラメセス
「このままヘブライ人どもを行かしてなるものか!皆殺しじゃー!」
自ら大群を指揮して出動!
ここがまあ有名なシーンですが、紅海まで追いつめられたヘブライ人の一行、そこで海がパカーッと割れて、歩いて海をトットコ渡れる。
追撃するラメセス軍が渡ろうとすると、海は元に戻ってエジプト兵たちを飲みこむ。

聖書でのいろいろなエピソードを割愛して、シナイ山に到達したモーセは、神から十戒を授かる。(この石板を収めたのが、後にインディ・ジョーンズによって発掘される「失われた聖櫃(アーク)」ですね)
で、モーセは後継者を任命し、あとはよろしくー
END。(ちょっと怠惰)


チャールトン・ヘストン出演作品のネタバレ
「黒い絨毯」
http://puripuriouch.at.webry.info/201406/article_7.html
「北京の55日」
http://puripuriouch.at.webry.info/201607/article_3.html
「ミッドウェイ」
https://puripuriouch.at.webry.info/201903/article_14.html
「ソイレント・グリーン」
http://puripuriouch.at.webry.info/201209/article_38.html
「大地震」
http://puripuriouch.at.webry.info/201404/article_4.html
「パニック・イン・スタジアム」
http://puripuriouch.at.webry.info/201308/article_1.html
「猿の惑星」
http://puripuriouch.at.webry.info/201710/article_15.html
「エアポート'75」
https://puripuriouch.at.webry.info/201807/article_15.html

ユル・ブリンナー出演作品のネタバレ
「荒野の七人」
https://puripuriouch.at.webry.info/201612/article_8.html

ヴィンセント・プライス出演作品のネタバレ
「シザーハンズ」
https://puripuriouch.at.webry.info/201804/article_22.html






けいおん! 1/8 中野 梓 (1/8 PVC塗装済み完成品)
アルター
2010-06-22

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト



けいおん! 秋山 澪 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)
アルター
2010-01-30

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

綾小路清隆(仮名)
2019年04月18日 07:21
海のシーン、スゴい特撮でしたなあ。
この映画からうん十年後の「プリンス、オブ、エジプト」もこの映画と同じモーゼの物語でしたが、アニメ映画という事を考えてかラメセスの描き方は苦悩の人っぽい描き方になっていて、ユル、ブリンナーのラメセスとは正反対だとか…
日曜洋画劇場版の日本語吹き替えではモーゼの吹き替えを磯部勉がやってましたが、後にチャールトン、ヘストンのフィックス声優だった納谷悟朗がそれを聞いて激怒してたとか…それを聞いた磯部勉は申し訳ない気分だったと語ってるようです(納谷悟朗吹き替え版ではラメセスの吹き替えをやってるそうです)現在のDVDでは磯部勉バージョンですね。
ナッシュ
2019年04月18日 18:34
こんにちはナッシュです。

何度か見たのですが・・・あまり覚えてないなぁ!

エホバの彼女がいた先輩から聖書物語ももらって、読んだんだけどな(笑)。
あうち
2019年04月18日 21:03
>綾小路さん
「プリンス、オブ、エジプト」ってモーセの話だったんですか。
てっきりツタンカーメンの話かと笑
プリンスオブペルシャってのもありませんでしたっけ・・・

納谷悟朗がなぜか本作だけ外されたのはなぜなんでしょうね・・・
納谷さんといえば「るぱーん!」
ご冥福をお祈りしますモンキーパンチ先生

あうち
2019年04月18日 21:05
>ナッシュさん

海のシーンくらいは覚えておられるのでは・・・
エホバの彼女やばい!笑
長崎県だからカトリックの天下で、エホバが入るスキはないと思ってましたが、そうでもないんですね・・・
綾小路清隆(仮名)
2019年04月19日 00:34
この映画の後の代表作である「ベン、ハー」(この映画で何度目かの映画化らしいです)はアカデミー賞11部門受賞を果たし、平成に入って「タイタニック」、「ロード、オブ、ザ、リング~王の帰還」が同じ11部門受賞をやってますが、「ベン、ハー」が今でも語り継がれるのは後の2本と違い主演男優賞を受賞したからだと言われてます。
今でも戦車レースのシーンは史上最高のアクションシーンと言われてますね。この「ベン、ハー」、日本公開を前に昭和天皇陛下も参加された天覧上映が行われた映画でもあるんです。
ナッシュ
2019年04月19日 05:59
こんにちはナッシュです。

エホバ・・・最近は知りませんが、昔はよく街中で勧誘してるのを見てましたよ。
何故か小さな子連れが多かったな。

モルモン教の外人コンビも前はよく見てました。スーツ着た外人二人組が自転車乗っていたんですぐわかりましたし。

一度、家に来たんで、暇だったから話を聞いたら聖書を置いていきましたよ。
あうち
2019年04月19日 10:52
>綾小路さん

ベンハーは何度も見ましたねー。
でもヘストン版以外の映画化があるとは知らなかったです・・・
戦車レースはすごかったですね。
あの車輪についたドリルがかっこいい!

たしかにタイタニックのデカプリオでは主演賞、ちょっと無理ですよね笑
あうち
2019年04月19日 10:56
>ナッシュさん

私の地元でも駅前で聖書を手に立ちつくしています!(ただ立ってるだけなので気持ち悪い)

モルモン教は学生時代、英語を覚えたくてちょっと通ったことがありました笑
当時は外国人と接する数少ない機会だったし・・・
しかし宣教師に仕立て上げられそうになって笑、やめました。
蟷螂の斧
2019年07月14日 08:27
おはようございます。

>海がパカーッと割れて

この特撮。当時の映画ファンは驚いたでしょうねー!
新映画宝庫「シネマスペクタル」を読むと天才肌のジョン・P・フルトンが担当してアカデミー視覚効果賞を受賞したとか。

>私も最近は低予算でコンパクトな映画に愛着を感じるようになりました。

スタッフの工夫や努力が感じられます。
あうち
2019年07月14日 11:22
おはようございまーす。
海が割れる特撮は時代を考えるとすごいですよね。
モーセ=海を割る人というイメージが定着しましたが、モーセじゃなくて神が割ってるんじゃー。
聖書はイエスが登場する前の方がおもしろいですね。
蟷螂の斧
2019年07月15日 12:15
こんにちは。

>「大食い」はたとえばステーキだったら、何グラムから「大食い」になるのかしら?

身長によって基準が違うとか?体重を基準にすると太ってる人は、より太ってしまう。

>聖書はイエスが登場する前の方がおもしろいですね。

マンガ聖書物語(講談社文庫)は旧約篇の方が面白いです。
あうち
2019年07月15日 14:50
実は大食いは「7つの大罪」であって十戒ではないのです・・・
それはそれとしてステーキが食いたいです・・・

旧訳は神話だけど新訳は教祖が存在する宗教書ですから・・・やっぱり神話のがおもしろいのです。
蟷螂の斧
2019年07月18日 21:23
こんばんは。

>実は大食いは「7つの大罪」であって十戒ではないのです・・・

あらら・・・そうでしたか(汗)

>それはそれとしてステーキが食いたいです・・・

同感です!

ところで現在僕が一番気になってる事。違う映画の話で申し訳ありません。
「007は二度死ぬ」の一場面。
ボンドがアキの後をつける。すると落とし穴!
ウォータースライダー並みに滑ってしまう!
そしてタイガー田中と初対面。
あの特撮。どうやって撮影したのか?気になります!
あうち
2019年07月18日 21:59
今、お問い合わせのシーンをユーチューブで見てみましたが、
まず落とし穴に落ちるところはボンドが背中を向けてるのでスタントマンでしょう。
で、滑っていく全身図は顔を隠してるので、やっぱりスタントマン、コネリーの顔がアップになると背景は合成ですね。
滑り台?のセットは案外短そうです。

ところで京都アニメーションの事件がかなりショックです・・・

この記事へのトラックバック