【ネタバレ】 映画「レベッカ」

REBECCA (1940)



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意外にもヒッチコック唯一のアカデミー作品賞

懐かし名画祭り最終回、レベッカといっても指をつないだら時が止まる気がしたフレンズの方ではなく、サスペンスの神様アルフレッド・ヒッチコック監督のハリウッド進出第1作となった、ゴシックでミステリアスな「レベッカ」をお送りします。
生涯を通じてアカデミー賞にあまり縁のなかったヒッチコック、きっとデブで陰湿な変態野郎だから敬遠されたのでしょう。(ほめ言葉)
本作では作品賞・撮影賞を受賞(監督賞は逃した・・・デブで陰湿な変態野郎だから)、その他いろいろな賞にノミネートされたり「飲みねえ」と誘われたりしたようです。
原作は、これも後にヒッチコックの代表作となる「島」の原作者、ダフニ・デュ・モーリエ
1940年製作、当ブログで扱った映画の中では「マルタの鷹」を抜いて最古の作品となりますなあ・・・
でも古くても物語がおもしろくて引きこまれてしまう、さすがデュ・モーリエ
さすがアカデミー作品賞!

初見なのでミステリーなのかサスペンスなのかホラーなのか、はたまた単なるラブロマンスなのか、まったくわからぬままスタート。(こういう予備知識ゼロで映画を見るのって大好きです! 無知が幸いしてます)
ヒロインの「私」ちゃん(ジョーン・フォンテイン)は名無し(「人類は衰退しました」のヒロインみたい)、お金持ち夫人の世話係としてモナコへとやってくる。
ここで出会う愁いを秘めた大富豪の美青年(あるいは美中年)マキシム・ド・ウィンター
こんなに若いローレンス・オリヴィエは初めて見たわ。(老年のイメージしかない)
2人はたちまち恋に落ちる。
「私」はイラストを描くしか能のないオボコ娘だが、そういうスレてないところをマキシムは気に入ったようだ。

だが時おりマキシムは海を恐怖の眼差しで見つめたり、海に飛びこもうとしたり、不可解な行動をとる。
実は彼の前妻レベッカは、1人でヨットで海に出て難破、水死したという・・・(死体は浜辺に流れ着いて葬られた。伏線)
レベッカは美しいうえになんでもできるスーパーウーマンだったが、放蕩な遊び女でマキシムをさんざん苦しめた。
だからぜんぜん愛してなかったし、「私」ちゃんのような女性といっしょにいると心休まるんじゃー、結婚してくれー!
というわけで2人は夫婦に。

イギリスの田舎、マンダレーと呼ばれる大豪邸がマキシムの実家。
夫ともに新たなド・ウィンター夫人として「私」マンダレーでの生活をスタートした。
だが庶民だった「私」は豪邸での暮らしがなじめないうえ、前妻レベッカを熱烈に崇拝するメイド長のダンヴァース夫人ジュディス・アンダーソン)が、「前の奥様はこうでした、ああでした」といちいちケチをつけて「私」をいじめ抜く。
このダンヴァース夫人がこわい!
「アルプスの少女ハイジ」ロッテンマイヤーさんが天使に見えるくらい怖い!
さらに「前の奥様が霊となって屋敷内を歩いてらっしゃいます」みたいなことを言うので、ホラー風味が強まってくる。

この屋敷でのパートはヒロインの孤立感をリアルに演出するため、ヒッチコックの指示でスタッフ・出演者一同がジョーン・フォンテインに対して普段から冷たく接したそうだ笑
女優イジメが本当に好きな変質者ですね、ヒッチコック。(ほも言葉)

ある日、屋敷では仮装パーティーが催された。
「私」はうっかりダンヴァース夫人の言葉に乗せられ、前妻レベッカの肖像画と同じ仮装をしてしまい、マキシムの怒りを買う。
失意の「私」に、ダンヴァース夫人が「窓から飛び降りて死ね、死ね」と「死ね死ね団」のように誘導するが、危ないところで新たな騒ぎが勃発。
沖合の嵐で、海底に沈んでいたレベッカのヨットが発見された!
中からは頭部に損傷のあるレベッカの死体も・・・(埋葬された死体は替え玉だった)

ここに来てマキシムレベッカを殺害した疑惑が急浮上。
観念したマキシム「私」にすべてを告白する。
あの日、ボートハウスでレベッカと口論になり、つい詰め寄ったら、後ずさりしたレベッカは転んで頭打って死亡。
真っ青になったマキシムは死体をヨットに乗せ、沖合で死体といっしょに沈めた。
たまたま流れ着いた女性の死体をレベッカということしにて葬ったのである。

だが「殺してない」と言っても誰が信じるだろうか。
マキシム逮捕の時が刻々と迫るが、新たな事実が判明して一発逆転。
レベッカは死の数日前、ひそかに医師の診察を受けていた。
なんとレベッカ、癌で余命いくばくもなかったのである。(レベッカ「ダンヴァース」名義で受診しており、夫人との関係の謎を匂わせる。実の母娘なのか?)
「これはレベッカの自殺。マキシムは無実」(あれ?死体遺棄は?)
という捜査結果に終わり、めでたしめでたし。(実は癌で死を避けられぬと知ったレベッカマキシムを挑発して自分を殺させようと企んだらしい。ただでは死なぬ、マキシムも破滅させるという執念・・・ 恐ろしい女!)

が、一行がマンダレーに帰還すると・・・ 発狂したかレベッカの霊が乗り移ったか、ダンヴァース夫人が屋敷に火を放ち、激しい炎に包まれている!
夫人は焼け死んで、屋敷は廃墟となった。
その後、登場人物たちがどうなったかは知らない・・・


アルフレッド・ヒッチコック監督作品のネタバレ
「裏窓」
http://puripuriouch.at.webry.info/201705/article_2.html
「北北西に進路を取れ」
http://puripuriouch.at.webry.info/201405/article_4.html
「サイコ」
http://puripuriouch.at.webry.info/201306/article_6.html
「鳥」
http://puripuriouch.at.webry.info/201507/article_1.html
「知りすぎていた男」
http://puripuriouch.at.webry.info/201709/article_16.html
「めまい」
https://puripuriouch.at.webry.info/201803/article_23.html
「泥棒成金」
https://puripuriouch.at.webry.info/201901/article_16.html

ローレンス・オリヴィエ出演作品のネタバレ
「マラソンマン」
https://puripuriouch.at.webry.info/201708/article_19.html
「ブラジルから来た少年」
https://puripuriouch.at.webry.info/201209/article_36.html
「遠すぎた橋」
https://puripuriouch.at.webry.info/201712/article_3.html






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この記事へのコメント

綾小路清隆(仮名)
2019年04月20日 23:34
パロディ映画を一杯撮ったメル、ブルックスがヒッチコックに捧げたパロディ映画「新、サイコ」(捧げたと言ってもヒッチコックが存命だった頃)で、主人公の医者が赴任した病院の看護婦長がダンヴァース夫人ソックリというレベッカ風の場面があるようで、当時のキャストにも受けたそうな…他にも「鳥」のパロディや院長の息子がアンソニー、パーキンスのパロディやったりというヒッチコック映画の知識が無いとポカーンになりそう映画らしいですね。ヒッチコックの映画本だかにメル、ブルックスとヒッチコックの2ショット写真がありました
あうち
2019年04月21日 00:08
さっそくのコメントありがとうございます笑

なんとサイコ2とは別に新サイコなんてあったですか・・・
新・鳥って映画もあるらしいけど、やっぱりパロかなあ?
メル、ブルックス・・・ マッドマックス?
あれはメルギブソンか。ブルックスも聞いたことある名前だなあ。
ヒッチコック作品は個性が強いのでパロディのやりがいがあるかもですね。

綾小路清隆(仮名)
2019年04月21日 20:00
他にも「スペースボール」というスターウォーズのパロディ映画もありました。意外にもジョージ、ルーカスが感激した映画らしく、ルーカスがブルックスの大ファンだったみたいで「あのブルックス監督が僕の映画のパロディ撮るとは思わなかったよ」とインタビューで語ってるとか…この映画は「或る夜の出来事」とか「禁断の惑星」、「猿の惑星」等ののパロディをやってましたが、観た当時は「猿の惑星」とスターウォーズ、「エイリアン」位しかしらなかったから半分ポカーンとなった思い出が…
あうち
2019年04月21日 21:23
あ、スペースボール知ってる!
なかなかTVでやってくれないですよね・・・

「禁断の惑星」も名作だけどTVでなかなかやらない・・・ 大昔に1回見る機会がありました。

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