【ネタバレ】 映画「アヴェ・マリアのガンマン」

IL PISTOLERO DELL'AVE MARIA (1969)


アヴェ・マリアのガンマン HDマスター版 [DVD] - レオナード・マン, フェルディナンド・バルディ, ピエロ・アンキーシ, フェルディナンド・バルディ, ヴィンセンツォ・セラミ, フェデリコ・デ・ウルティア, マリオ・ディ・ナルド, マノロ・ボロニーニ, レオナード・マン, ピーター・マーテル, ルチアナ・パルッツィ
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悪女、改心しても遅かった

久々にマカロニ・ウエスタン、しかもマイナーなやつを3本見ました。
ただでさえマイナーなマカロニというジャンルの中でも、とりわけマイナーということは、とんでもなくマイナーということですよ?(しかし、これでもマニアにとっては「有名作品じゃん?」と思えるほど、さらにディープでマイナーな世界が広がっている・・・ マカロニは底なし沼ですから!)
さて第1弾は「アヴェ・マリアのガンマン」(原題:アヴェ・マリアのピストル使い)、B級とC級の境目に立つ、どっちかというとCよりのフェルディナンド・バルディ監督。
うーむ、見てから2回も入院したので、すっかり記憶が薄れてしまったな・・・
マカロニとしてはまあまあ(中くらい)の出来だったと思うけど。
ただ1つ、ハッキリ言えるのは・・・ アヴェ・マリアはなんの関係もないということ。

ロベルト・プレガディオのテーマ曲 ハイハイ、サントラもってます
https://www.youtube.com/watch?v=_Ymb7ES0Xqs

えーと、メキシコあたりに立派な将軍がいたんだよね。
が、その妻(ルチアナ・パルッツィ)が悪い女、悪党トマスアルベルト・デ・メンドーサ)の愛人となり、2人で仕組んでパーティーの日に客もろとも将軍とその部下たちを虐殺!
屋敷も財産も、すべて2人のものとなった。
この妻は後妻らしいね・・・ 「007/サンダーボール作戦」で女殺し屋フィオナを演じたルチアナ・パルッツィ、今回も悪女がハマってます。
メイドさんが将軍の跡取り息子を連れて脱出、その後は母代わりとなって彼を育て、ひっそりと暮らしていた。
息子は成長するが、記憶を失っていた・・・ 教会の鐘が鳴るのを聞くと何か思い出すような気配があるが、これ意味あり気で意味のない伏線だった。

成長した息子セバスチャンレオナード・マン)は流れ者ラファエルピーター・マーテル)と出会う。
彼は育ててくれたメイドさん(すでに故人)の実の息子であり、セバスチャンの幼なじみだった。
「探したぜセバスチャン。いっしょにトマスに復讐しよう」
「昔のことは覚えてないんだけど、そういうなら復讐しよう」
というわけで復讐に乗りこむ!
が、トマス悪母が暮らす屋敷では、生き別れの姉イサベルピラール・ヴェラスケス)が、どうにか無事に養育されていた。
なかなか美しいです、この姉。
最後に明かされるんだけど、このイサベルだけは悪母の連れ子だったのか、血がつながってるんだよね。

で、ダラダラと物語は展開する・・・ 実の娘のピンチに、母の愛が目覚める悪母トマスを裏切って殺される!
屋敷が燃えた!
燃えさかる炎の中、セバスチャントマスを仕留めた!
イサベル悪母が実の母だと知って、錯乱して炎の中へ飛びこむ。(助けようとしたのか?)
彼女に惚れていたラファエルも後を追って、炎の中へ!
グッタリとしたイサベルを抱えて出てくるが・・・ イサベル死んだ?
ラスト、馬で走り去るセバスチャンラファエル・・・ イサベルがいないけど、やっぱり死んだか?
いや、画面を静止してよく見ると、ラファエルの後ろにイサベル乗ってる!(わかりにくい・・・)
とりあえずハッピーエンドのようです。

このラストをご自分の目で確認してください。イサベル乗ってますよね?
https://www.youtube.com/watch?v=QJhx3HBI5_o


フェルディナンド・バルディ監督作品のネタバレ
「盲目ガンマン」
https://puripuriouch.at.webry.info/201907/article_23.html
「皆殺しのジャンゴ」
https://puripuriouch.at.webry.info/201910/article_8.html

ルチアナ・パルッツィ出演作品ネタバレ
「007/サンダーボール作戦」
https://puripuriouch.at.webry.info/201308/article_18.html


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この記事へのコメント

太郎
2021年04月17日 00:43
「昔のことは覚えてないけど、そういうなら復讐しよう!」
う〜む。こう…あうち節炸裂!な説明ですなぁ。納得!!
そのテキトーな主役たちの行動が不条理で面白い。
世の中は「ああすればこうなる」的なテキトーな合理主義で動いているのが、
コロナ禍に五輪騒ぎと目に見えてるのですが。つまるところ合理的に人間は出来てませんからね。マカロニ的な「底なし沼」て表現は的確!
自身がカトリックだったので、カトリック国って、合理的なようで混沌としてるのですよ。アングロサクソンとは違う。そこがどーも英国的な合理的な着地ができない理由かとも想うのですが、その混沌とした部分に業みたいなものを感じさせるのですね。
ジャンゴで最後に墓地の十字架を利用して敵を倒すでないすか。あれ、プロテスタントのアメリカ人なら撮らないなと感じた。エログロ残虐ウエスタンなのに、すーごく宗教絵画的に見えたんですね。あーいうドロドロしていて、どっかに混沌を受け入れるような描写するのがカトリック! だからハリウッドに慣らされると、凄く新鮮に見えるんだと想うのです。
ハワードとラヴクラフトはベクトルが逆なんだけど、WASP的なプロテスタント的な世界観に逆らったのは同じ気がします。そういやハワードはケルト系だし、
ラヴクラフトはローマの多神教に惹かれていましたね。
クロム神とミトラ神にコナンは祈りますが、ミトラは後期ローマでキリスト教と
覇権を争った宗教です。ハワードはラヴクラフト・スクールの弟子でも別格なのは、底が二人は似ていたからだと。そもそも文通したのは、「壁の中の鼠」で出て来る舞台が、ローマが去った後に(ローマ系のブリタニア人は仏のブルゴーニュへと撤退する)残るたブリテン人が、ゲール語の呪文を用いていた事を、ハワードラヴが指摘し、ラヴクラフトが驚いたからだそうで。
コナンはクロムとミトラの名に復讐を誓うけれど、決して神に助けを求めません。神は人を救う存在とは考えてない。ハワードがテキサス人であった事もあるでしょうが、凄く異教的な神感ですね。
んで、マカロニすが、「ダ・ヴィンチコード」でも観られるように、実はイタリアって、ローマ法王庁がある古い国だからこそ、そこかしこにキリスト教カトリックが内包させていった闇ってか、異教の残滓が観られるのですね。
スイフトがイタリア・アルプスの古い教会で、人間を貪り食う黒いマリア壁画を見て驚いた事をエッセイに書いているのですが。そういう残滓ですね。
マカロニウエスタンが一時期に成功したのは、そういうキリスト教の闇を、あの国が抱えているからではないですかね。ルネサンスもイタリア発だし。
新世界のクリスチャンには解らないカオス感覚があると想うのですよ。
あうち
2021年04月17日 11:33
「昔のことは覚えてないけど、そういうなら復讐しよう!」
これ適当に書いたわけでなく、映画を見ると本当にこんな流れ!
実力の足りないライターが無理して、ちゃんとしたドラマを書こうとしたが、こんなことになってしまった、みたいな・・・

そういうキリスト教の闇を、あの国が抱えている>
まさにおっしゃる通り! キリスト教的な要素の使い方がアメリカ西部劇とまったくちがいますよね。
私も旅行するならカトリック系の国がいいなあ。
中南米とか地中海沿岸とか。(アジアはもっと好きですが)

ミトラ神はたしか・・・ たしか、なんだっけ?
ミトラ教ってまだイランに生き残ってたような。

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